狗飯店のジャケット写真

歌詞

Thyme

イランド屋

空はずっと高い場所に雨雲を拵えていて

いい加減に浮かぶそれを正しく動かしている

息吹くのをやめようとして目を瞑ったようだった

今日はちょっと暑いからね もう少し休んでいこう

飲み込めない欠片は小さく切り分けて

付け合わせくらいに変えれば喉を通り抜けてくれるね

心配はどうせ杞憂で終わるから目を離さないで

棘が抜けるのをそばで見ていようよ

またひとつ要らないものが増え部屋が狭くなった

それもずっと抱いていたらいつか声を持つかな

明日持っていたいものは明日の朝用意して

今日はずっと眠っていよう 毛布なんか用意して

胃袋へと導いてくれる香りがあるんだ

休みきって起き上がれるなら台所へおいで

どうぞ召し上がってね

寝惚け眼のまま 暖炉と向かい合わせ

ある日見た知らない誰かもこんな風に暮れを過ごすかな

心配が芽を出したなら鉢に移して飾ろうか

窓辺の方で

ふわり 宙に舞う雨粒が吸い込まれるように

何度も何度も枕に染みていった それだけで安らぐんだ

息を吸う音 長い夜 星が枯れる様

なんでも全部ひとりで紡いでいった 紡ぎながら離すんだ

ゆらり 消えかかる雨雲が正しく季節を継いで

僕らは奥へ深くへと沈み込んだ それだけで安らぐんだ

息を吸う音 長い夜 星が枯れる様

なんでもかんでも全部忘れていった 残さずに忘れていった

また最初から話そうね

  • 作詞者

    荒井龍

  • 作曲者

    荒井龍

  • プロデューサー

    荒井龍

  • ミキシングエンジニア

    荒井龍

  • マスタリングエンジニア

    荒井龍

  • グラフィックデザイン

    荒井龍

  • ギター

    荒井龍

  • ベースギター

    荒井龍

  • ボーカル

    荒井龍

  • バックグラウンドボーカル

    荒井龍

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