Lyric

錆びた音源聞き飽きた

引っ越し終わり午前０時

分厚い布団潜り込み

眠りに落ちる午前２時

太陽と共に目覚めた

健康的な午前６時

朝ご飯も食べずにまた

満員電車で曇ったメガネ

「あのね。私気づいたみたい。」

「君は少し焦り過ぎかも。」

「変な音が聞こえてきたの。」

「まるで小鳥それとも羊？」

足早で駆け抜けたせい

転調で焦る人生

絡まった糸が解けない

きっと君ならハサミで切った

粉雪降る寒空を

見上げながらため息を

広がっていく僕の声

空気に溶け消えていく

季節外れの紫陽花が

僕らを嘘の様に彩る

真実はいつも一つか

それとも真実が嘘か

「あのね、私気づいたみたい。」

「君が少し遅過ぎたかも。」

「聴き慣れた音が聞こえたの。」

「まるで小鳥それとも羊？」

片足で終わる人生

延長で気休め 惰性

絡まった糸が解けたら

また君と会ってもいいかな

粉雪降る寒空を見上げながら深呼吸

広がっていく僕の息

空気と共に流れる

君と僕で作る惑星

選ばれた彼らと創生

あの方の合図が来たら

せーので花火を打ち上げろ

粉雪降る寒空に眩しいほど花が咲く

広がっていく僕らの声

届けあの空へ