木々のざわめきに誘われてふらり
暗い顔の隠し方覚えたての無闇
やたら尖る心削る旋律は無題
どこもかしこもが人生の晴れ舞台
耳も澄まし眼を凝らし魂焦がし
形作る景色急いた日々を溶かし
混ぜ合わせ奏でるもので語れる
夢を叶えるためのがらくた抱える
離れるものと寄り添うものとが
頭の片隅揺れ続ける天秤
忌憚なく汚し合う輝きの片鱗
弾け舞い散る森の中を前進
深緑のおぼろ月夜捧げる浮き世
崩れさる無気力と不器用
不意の邂逅は現実蝕の追想
惜しみ無くその体験談を吹聴
実りある日、独り歩き
命ある美ここ緑ヶ淵
祈り託し、色に巧み
岐路に立つ地こそ緑ヶ淵
涌き出る泉から金の斧と銀の斧
差し出す女神見透かす芯の炎
ちらつく禁断の果実林檎模様
近づく大小様々誘惑進路鼓動
迷い込むことで解き放たれた
あの日飲む音で時が流れた
なごみ落ち着いたと気が並べた
乱雑な自我の飢餓感が得た
想像力と思考力が磁石盤
行動力に変えて自画自賛
包容力が産みだす自覚案
応答色はみどりで字が飛散
四方八方十六方無限に漂う
32号64方向照射
陽光は木漏れ日で現在を描写
遍在する世界線で限界点超過
実りある日、独り歩き
命ある美ここ緑ヶ淵
祈り託し、色に巧み
岐路に立つ地こそ緑ヶ淵
ひよりぎみの人に潜み熱帯びる
火の喜広きと祈り挑み絵図を知る
緑に見とれる快感のなかに溶ける
情念と象徴芽吹く 芽吹く
はらっぱらっぱ
はらっぱらっぱらっぱ
はらっぱらっぱ
はらっぱらっぱらっぱ
- 作詞
名不synchroniz
- 作曲
369beats
名不synchroniz の“緑ヶ縁”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
鬼哭
名不synchroniz
- ⚫︎
緑ヶ縁
名不synchroniz
- 3
異命時
名不synchroniz
- 4
夕病み
名不synchroniz
- 5
re:LIFE
名不synchroniz
- 6
Indigo
名不synchroniz
- 7
夜雨
名不synchroniz
- 8
輝きは消えた (新月remix)
名不synchroniz
昨年、日本語ラップアルバムでTOP50にチャートインしたYOSHI(餓鬼レンジャー)、空廻、サイコ口、脱兎、fu-chanを客演に迎えたfeat曲中心のEP「SEEK LIFE」リリースから1年、名不synchronizとして3rdアルバムとなる作品が完成!
今作はトラックメイカー369beats(ミロクビーツ)のプロデュースによる全8曲(29分36秒)、客演はなしで全てが名不synchronizのソロで、アルバムタイトルの「Regnbogi(レグンボギ)」とはアイスランド語で「虹」を意味する。
アルバムのコンセプトとしては「夜に出る虹」として7色+1色の369beatsがイメージして創られた様々な色のトラックに名不synchronizが同調する形でリリカルなラップ、ポエトリーを乗せて鮮やかに鮮明に彩り、369beatsと名不synchronizだからこそ生まれた唯一無二の世界観を表現した作品である。
言葉、ラップ、音楽の可能性の追究、又はそこから逸脱した二人のわがままな世界観、感性を存分に主張する、孤高の表現者たらんとする二人が共鳴し奏でて紡いで見た景色が、どれだけの人間に共感され、どれだけの人間に影響を与えるのか?などはお構い無しに、流行りも廃りも関係なく気の向くままに各々が産み出し降らせた感情の雨上がり、その夜に見た虹が聴こえてくる…1776秒後、ふわふわとした心地良い気持ちになることだろう。
そんな作品です。
アーティスト情報
名不synchroniz
【Activity&Discography】 "名不synchroniz"(なふしんくろないず) 京都生まれ京都育ちのラッパー、ポエトリーリーダー。 1981年3月8日生まれ 1997年から音楽活動を開始、様々なユニットやクルーで活動し 2004年頃から地元京都だけではなく全国各地で精力的にライブ活動を続け 2007年頃からソロマイカー "名不synchroniz" として本格的に始動。 2009年1月 1st.アルバム「ヒビノネイロ」 全13曲収録 を6J1M RECORDSから公式にCDをリリース、全国流通。 この作品が全くの無名アーティストの1st.アルバムでありながらも渋谷タワーレコード他、全国各地のタワーレコードやHMVなどのショップでレコメンド、展開される。 2011年~ 約8年間の間、ライブ活動を休止。(発表はされていないが制作は続けていた) そして1stアルバム発売から10年 2019年1月 後のGADORO「ハジマリ」等、数々の有名アーティストのトラックを提供している Ikipedia との ユニット"MUSA(ムーサ)"として 1st.シングル「古今等在」 を配信リリースし、 続けざまに古くからの友人でもある 東京を拠点に様々なシーンで活躍している福島の盟友、 狐火 を客演に迎えた楽曲を収録した5曲入りの 1st.EP「KAKERA」 を配信リリース。 2020年11月 音楽プロデューサー、トラックメイカー、エンジニアとして多才な才能で多くの有名アーティストから支持を得ている PIANO FLAVA プロデュースで 名不synchronizとしては約12年ぶりとなる 2nd.アルバム「21グラム」 を配信リリース。 このアルバムには地元京都の後輩でもありマイメンでもある、全国で活躍している YAMAO THE 12 や、浅からぬ縁で繋がっている岡山の同志 サイコ口(甘葉&ZALAR) を客演に迎えた楽曲等を収録した全15曲。 2022年3月 自身の誕生日に 客演楽曲をメインとした6曲収録の 2nd.EP「SEEK LIFE」 を配信リリース。 これには自身がラッパーを志したきっかけと言ってもいい憧れのラッパーの1人でもある、 YOSHI(餓鬼レンジャー) を始め、埼玉の詩人兼ラッパーという顔を持つ天才 空廻 、岡山の若手ラッパーの中でも一際光る才能を放つ 脱兎 、公私ともに交遊深いサイコ口からマイメン 甘葉 (ZALARは他曲でスクラッチで参加) 、鹿児島を拠点にギターの弾き語りで活動している女性シンガーソングライター fu-chan 等、豪華かつカラフルな客演陣を迎えた作品。 サブミットなしでiTunes Storeの日本語ラップアルバム部門25位(TOP50)にチャートインを果たす。 2023年4月30日 親交深いトラックメイカー369beatsプロデュースによる 3rd アルバム "Regnbogi(レグンボギ)" デジタルリリース。 2024年9月1日 4th アルバムとなる"イマムカシナナシ"(全8曲)をデジタルリリース。 今作品で初となる全曲がソロ且つ、全曲異なるトラックメイカー8人をプロデューサーとして迎え日本語のみで構成されたラップ、ポエトリーで 自身の四半世紀の音楽活動にまた新たな挑戦を試み、 新たな境地へと進み続ける。 そのリリックとライム&フロウは 長年のキャリアに裏打ちされた唯一無二の詩的世界観を備え、 他を圧倒するボキャブラリーで中毒性の高い音楽を生み出す孤高のリリシスト。
名不synchronizの他のリリース
MUSA RECORDS