"Regnbogi"のジャケット写真

歌詞

異命時

名不synchroniz

懐郷病記憶の回廊の解消法

色褪せた熱量の胎動もない状況

孤独が呼ぶ深い恐慌打開衝動

後悔と消耗続け荒廃の情動

他愛ない日常に色は欠落し

当然のように慣れ親しむ劣悪品

当面の目標は漠然とのべつまくなしに

平穏無事に書き綴る哲学詩

手付かずのまま山積みの仕事が頭痛の種

ならばいっそ全ての苦痛を糧に工夫こらせ

そう言って聞かせては強がって吹く夜風

かっこつけてかっこ付かず闊歩してるお前

お似合いの無様がまた今日も揺れる泡沫

想わせる不安から漏れる溜め息普段から

纏う自己中心的な姿がつややかな

下らない妄想で飾る心の豊かさだ

心象、形象、印象、創造性想像

構想、展開、行動、転回、限界点突破

描く理想像、目指す理想郷

焦げ茶色の昨日と希望の交差線上

自暴自棄や堕落と思い込む不幸が連想

演奏される頭の中不協和音と迷走

喧騒と静寂入り乱れるまたゼロへ転送

正攻法じゃ生まれ得ない性能上

晴耕雨読の境地で作る可能性と

果報成功が正当性を訴えるのも正論

だけどここでは虚構にこそ求める音色

不確かが確かなことに鼓動は高鳴る

無駄に足掻くことの意味と音に孤高が重なる

全ての事象と対の森羅万象その模様は儚く

輝くひとときの闇に逆らう

むやみやたら闇雲に並べる感情

感傷に浸る余韻が乗り上げる暗礁

感興の赴くままの声感動を堪能

永劫の残響に身を委ね想い馳せる誕生

心象、形象、印象、創造性想像

構想、展開、行動、転回、限界点突破

描く理想像、目指す理想郷

3、6、9

の案と夢中

正解ない静態毎精細な斯界

繊細かつ大胆な発想の転換

ぶち壊す円環

ここが脳内の玄関

  • 作詞

    名不synchroniz

  • 作曲

    369beats

"Regnbogi"のジャケット写真

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昨年、日本語ラップアルバムでTOP50にチャートインしたYOSHI(餓鬼レンジャー)、空廻、サイコ口、脱兎、fu-chanを客演に迎えたfeat曲中心のEP「SEEK LIFE」リリースから1年、名不synchronizとして3rdアルバムとなる作品が完成!
今作はトラックメイカー369beats(ミロクビーツ)のプロデュースによる全8曲(29分36秒)、客演はなしで全てが名不synchronizのソロで、アルバムタイトルの「Regnbogi(レグンボギ)」とはアイスランド語で「虹」を意味する。
アルバムのコンセプトとしては「夜に出る虹」として7色+1色の369beatsがイメージして創られた様々な色のトラックに名不synchronizが同調する形でリリカルなラップ、ポエトリーを乗せて鮮やかに鮮明に彩り、369beatsと名不synchronizだからこそ生まれた唯一無二の世界観を表現した作品である。
言葉、ラップ、音楽の可能性の追究、又はそこから逸脱した二人のわがままな世界観、感性を存分に主張する、孤高の表現者たらんとする二人が共鳴し奏でて紡いで見た景色が、どれだけの人間に共感され、どれだけの人間に影響を与えるのか?などはお構い無しに、流行りも廃りも関係なく気の向くままに各々が産み出し降らせた感情の雨上がり、その夜に見た虹が聴こえてくる…1776秒後、ふわふわとした心地良い気持ちになることだろう。
そんな作品です。

アーティスト情報

  • 名不synchroniz

    【Activity&Discography】 "名不synchroniz"(なふしんくろないず) 京都生まれ京都育ちのラッパー、ポエトリーリーダー。 1981年3月8日生まれ 1997年から音楽活動を開始、様々なユニットやクルーで活動し 2004年頃から地元京都だけではなく全国各地で精力的にライブ活動を続け 2007年頃からソロマイカー "名不synchroniz" として本格的に始動。 2009年1月 1st.アルバム「ヒビノネイロ」 全13曲収録 を6J1M RECORDSから公式にCDをリリース、全国流通。 この作品が全くの無名アーティストの1st.アルバムでありながらも渋谷タワーレコード他、全国各地のタワーレコードやHMVなどのショップでレコメンド、展開される。 2011年~ 約8年間の間、ライブ活動を休止。(発表はされていないが制作は続けていた) そして1stアルバム発売から10年 2019年1月 後のGADORO「ハジマリ」等、数々の有名アーティストのトラックを提供している Ikipedia との ユニット"MUSA(ムーサ)"として 1st.シングル「古今等在」 を配信リリースし、 続けざまに古くからの友人でもある 東京を拠点に様々なシーンで活躍している福島の盟友、 狐火 を客演に迎えた楽曲を収録した5曲入りの 1st.EP「KAKERA」 を配信リリース。 2020年11月 音楽プロデューサー、トラックメイカー、エンジニアとして多才な才能で多くの有名アーティストから支持を得ている PIANO FLAVA プロデュースで 名不synchronizとしては約12年ぶりとなる 2nd.アルバム「21グラム」 を配信リリース。 このアルバムには地元京都の後輩でもありマイメンでもある、全国で活躍している YAMAO THE 12 や、浅からぬ縁で繋がっている岡山の同志 サイコ口(甘葉&ZALAR) を客演に迎えた楽曲等を収録した全15曲。 2022年3月 自身の誕生日に 客演楽曲をメインとした6曲収録の 2nd.EP「SEEK LIFE」 を配信リリース。 これには自身がラッパーを志したきっかけと言ってもいい憧れのラッパーの1人でもある、 YOSHI(餓鬼レンジャー) を始め、埼玉の詩人兼ラッパーという顔を持つ天才 空廻 、岡山の若手ラッパーの中でも一際光る才能を放つ 脱兎 、公私ともに交遊深いサイコ口からマイメン 甘葉 (ZALARは他曲でスクラッチで参加) 、鹿児島を拠点にギターの弾き語りで活動している女性シンガーソングライター fu-chan 等、豪華かつカラフルな客演陣を迎えた作品。 サブミットなしでiTunes Storeの日本語ラップアルバム部門25位(TOP50)にチャートインを果たす。 2023年4月30日 親交深いトラックメイカー369beatsプロデュースによる 3rd アルバム "Regnbogi(レグンボギ)" デジタルリリース。 2024年9月1日 4th アルバムとなる"イマムカシナナシ"(全8曲)をデジタルリリース。 今作品で初となる全曲がソロ且つ、全曲異なるトラックメイカー8人をプロデューサーとして迎え日本語のみで構成されたラップ、ポエトリーで 自身の四半世紀の音楽活動にまた新たな挑戦を試み、 新たな境地へと進み続ける。 そのリリックとライム&フロウは 長年のキャリアに裏打ちされた唯一無二の詩的世界観を備え、 他を圧倒するボキャブラリーで中毒性の高い音楽を生み出す孤高のリリシスト。

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    名不synchronizの他のリリース

MUSA RECORDS

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