"Regnbogi"のジャケット写真

歌詞

夕病み

名不synchroniz

黄昏、夕闇を切り裂いて

崩落、口角上がるしかめ面

この先どうなるともどかし道楽

主戦上踊る泳ぐ目先音なる

鬼さんお兄さんと足し算引き算

ゼロが並ぶだけのどこまでも辛酸

舐めては抱える現実を審判

侵犯を許さぬ領域の自己診断

異常事態が非情の乱反射

星を巡る命と壮大な観覧車

乗り込んで操縦時代の反乱者

押し寄せる試練への準備は万端だ

名乗り上げる風の便りを掴んだ

この空間から飛び出して浮かんだ

それは荒んだ景色の中の不感が

連れてきた唯一無二の夢案だ

だいだい色 慈悲深い愛に酔う

スローモーション切り抜いた高揚

堂々たる振る舞いたたずまい

から暮れない夕暮れ 訪れ

だいだい色 慈悲深い愛に酔う

スローモーション切り抜いた高揚

堂々たる振る舞いたたずまい

から暮れない夕暮れ 訪れ

羨望の眼差しで見据える明日

堅牢な高鳴りを見つける価値観

炎上してるような赤い空の真下

変貌を遂げたとある確かと不確か

ご立派な暮らしの中じゃ息が詰まる

根っからのフウテンが藁にもすがる

思いで積み上げていく想い出

弾む息づかいを優しく殺して

キリングミーソフトリー

プリーズドントムービン

西陽に向いた指先に羽休める小鳥

のぼり沈むむき出しの感情が反復し

鳴り響く

形あるものは全て壊れ溶け堕ちて

形ないものがまばゆく映る時で

緩やかに揺れる世界支配者の声が

まどろむように近づく未来だ

だいだい色 慈悲深い愛に酔う

スローモーション切り抜いた高揚

堂々たる振る舞いたたずまい

から暮れない夕暮れ 訪れ

だいだい色 慈悲深い愛に酔う

スローモーション切り抜いた高揚

堂々たる振る舞いたたずまい

から暮れない夕暮れ 訪れ

夕闇、ゆりかご、揺れて、揺れて

  • 作詞

    名不synchroniz

  • 作曲

    369beats

"Regnbogi"のジャケット写真

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昨年、日本語ラップアルバムでTOP50にチャートインしたYOSHI(餓鬼レンジャー)、空廻、サイコ口、脱兎、fu-chanを客演に迎えたfeat曲中心のEP「SEEK LIFE」リリースから1年、名不synchronizとして3rdアルバムとなる作品が完成!
今作はトラックメイカー369beats(ミロクビーツ)のプロデュースによる全8曲(29分36秒)、客演はなしで全てが名不synchronizのソロで、アルバムタイトルの「Regnbogi(レグンボギ)」とはアイスランド語で「虹」を意味する。
アルバムのコンセプトとしては「夜に出る虹」として7色+1色の369beatsがイメージして創られた様々な色のトラックに名不synchronizが同調する形でリリカルなラップ、ポエトリーを乗せて鮮やかに鮮明に彩り、369beatsと名不synchronizだからこそ生まれた唯一無二の世界観を表現した作品である。
言葉、ラップ、音楽の可能性の追究、又はそこから逸脱した二人のわがままな世界観、感性を存分に主張する、孤高の表現者たらんとする二人が共鳴し奏でて紡いで見た景色が、どれだけの人間に共感され、どれだけの人間に影響を与えるのか?などはお構い無しに、流行りも廃りも関係なく気の向くままに各々が産み出し降らせた感情の雨上がり、その夜に見た虹が聴こえてくる…1776秒後、ふわふわとした心地良い気持ちになることだろう。
そんな作品です。

アーティスト情報

  • 名不synchroniz

    【Activity&Discography】 "名不synchroniz"(なふしんくろないず) 京都生まれ京都育ちのラッパー、ポエトリーリーダー。 1981年3月8日生まれ 1997年から音楽活動を開始、様々なユニットやクルーで活動し 2004年頃から地元京都だけではなく全国各地で精力的にライブ活動を続け 2007年頃からソロマイカー "名不synchroniz" として本格的に始動。 2009年1月 1st.アルバム「ヒビノネイロ」 全13曲収録 を6J1M RECORDSから公式にCDをリリース、全国流通。 この作品が全くの無名アーティストの1st.アルバムでありながらも渋谷タワーレコード他、全国各地のタワーレコードやHMVなどのショップでレコメンド、展開される。 2011年~ 約8年間の間、ライブ活動を休止。(発表はされていないが制作は続けていた) そして1stアルバム発売から10年 2019年1月 後のGADORO「ハジマリ」等、数々の有名アーティストのトラックを提供している Ikipedia との ユニット"MUSA(ムーサ)"として 1st.シングル「古今等在」 を配信リリースし、 続けざまに古くからの友人でもある 東京を拠点に様々なシーンで活躍している福島の盟友、 狐火 を客演に迎えた楽曲を収録した5曲入りの 1st.EP「KAKERA」 を配信リリース。 2020年11月 音楽プロデューサー、トラックメイカー、エンジニアとして多才な才能で多くの有名アーティストから支持を得ている PIANO FLAVA プロデュースで 名不synchronizとしては約12年ぶりとなる 2nd.アルバム「21グラム」 を配信リリース。 このアルバムには地元京都の後輩でもありマイメンでもある、全国で活躍している YAMAO THE 12 や、浅からぬ縁で繋がっている岡山の同志 サイコ口(甘葉&ZALAR) を客演に迎えた楽曲等を収録した全15曲。 2022年3月 自身の誕生日に 客演楽曲をメインとした6曲収録の 2nd.EP「SEEK LIFE」 を配信リリース。 これには自身がラッパーを志したきっかけと言ってもいい憧れのラッパーの1人でもある、 YOSHI(餓鬼レンジャー) を始め、埼玉の詩人兼ラッパーという顔を持つ天才 空廻 、岡山の若手ラッパーの中でも一際光る才能を放つ 脱兎 、公私ともに交遊深いサイコ口からマイメン 甘葉 (ZALARは他曲でスクラッチで参加) 、鹿児島を拠点にギターの弾き語りで活動している女性シンガーソングライター fu-chan 等、豪華かつカラフルな客演陣を迎えた作品。 サブミットなしでiTunes Storeの日本語ラップアルバム部門25位(TOP50)にチャートインを果たす。 2023年4月30日 親交深いトラックメイカー369beatsプロデュースによる 3rd アルバム "Regnbogi(レグンボギ)" デジタルリリース。 2024年9月1日 4th アルバムとなる"イマムカシナナシ"(全8曲)をデジタルリリース。 今作品で初となる全曲がソロ且つ、全曲異なるトラックメイカー8人をプロデューサーとして迎え日本語のみで構成されたラップ、ポエトリーで 自身の四半世紀の音楽活動にまた新たな挑戦を試み、 新たな境地へと進み続ける。 そのリリックとライム&フロウは 長年のキャリアに裏打ちされた唯一無二の詩的世界観を備え、 他を圧倒するボキャブラリーで中毒性の高い音楽を生み出す孤高のリリシスト。

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    名不synchronizの他のリリース

MUSA RECORDS

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