静寂の夜空深く浮かぶ星々
うだるような熱を冷ます折々
静かにきびす返す歪が眠る
柔らかな光の森で煌々と紡ぐ
幻想的な色彩の蝶達が舞う
演奏中の君いずこへと誘う
点描くすんだ世界の片隅で笑う
天上に寄り添う気泡言霊踊る
喧騒の裏側で無邪気に戯れる
連想を繰り返して火をまたくべる
尽きぬ物語は継ぎ接ぎだらけだ
朽ちぬその境が剥き出した欠片
ぽろりぽろりとこぼれて溶けて
ほろりほろりとよろけておどけて
藍色が降り注ぐ相も変わらず
灰色を塗り潰すが何も変わらず
The indigo heart is what you gave me
Push by the indigo wind, I dream
I believe indigo was my hood in because
Indigo was my hood in because
その場所で私は私にくるまって
雑音で溢れる場所から隔て丸まって
吹きつける孤独からかくまって
眼差しは遠く明日明後日
たどり着けたのかたどり着いたのか
道しるべはふわり宙を舞いながら
思いもよらない夜明けを連れて
恋い焦がれた目覚めを見つめて
一人ひとつの灯火を持ち寄り
照らすひととき祈りの炉に星
時止める瞬間光景を切り出し
水面に並べて波紋なぞり遊ぶ
藍色の火花が鮮明にくれた温度
抱いたまま途方に暮れた本当
両端で重心は揺れて透けた鈍行
I believe indigo was my hood in because
The indigo heart is what you gave me
Push by the indigo wind, I dream
I believe indigo was my hood in because
Indigo was my hood in because
藍色の心はあなたがくれたもの
藍色の風に押され私は夢を見る
信じ知ってるここが私の居場所
藍色に染まる私の居場所
The indigo heart is what you gave me
Push by the indigo wind, I dream
I believe indigo was my hood in because
Indigo was my hood in because
- 作詞
名不synchroniz
- 作曲
369beats
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
鬼哭
名不synchroniz
- 2
緑ヶ縁
名不synchroniz
- 3
異命時
名不synchroniz
- 4
夕病み
名不synchroniz
- 5
re:LIFE
名不synchroniz
- ⚫︎
Indigo
名不synchroniz
- 7
夜雨
名不synchroniz
- 8
輝きは消えた (新月remix)
名不synchroniz
昨年、日本語ラップアルバムでTOP50にチャートインしたYOSHI(餓鬼レンジャー)、空廻、サイコ口、脱兎、fu-chanを客演に迎えたfeat曲中心のEP「SEEK LIFE」リリースから1年、名不synchronizとして3rdアルバムとなる作品が完成!
今作はトラックメイカー369beats(ミロクビーツ)のプロデュースによる全8曲(29分36秒)、客演はなしで全てが名不synchronizのソロで、アルバムタイトルの「Regnbogi(レグンボギ)」とはアイスランド語で「虹」を意味する。
アルバムのコンセプトとしては「夜に出る虹」として7色+1色の369beatsがイメージして創られた様々な色のトラックに名不synchronizが同調する形でリリカルなラップ、ポエトリーを乗せて鮮やかに鮮明に彩り、369beatsと名不synchronizだからこそ生まれた唯一無二の世界観を表現した作品である。
言葉、ラップ、音楽の可能性の追究、又はそこから逸脱した二人のわがままな世界観、感性を存分に主張する、孤高の表現者たらんとする二人が共鳴し奏でて紡いで見た景色が、どれだけの人間に共感され、どれだけの人間に影響を与えるのか?などはお構い無しに、流行りも廃りも関係なく気の向くままに各々が産み出し降らせた感情の雨上がり、その夜に見た虹が聴こえてくる…1776秒後、ふわふわとした心地良い気持ちになることだろう。
そんな作品です。
アーティスト情報
名不synchroniz
【Activity&Discography】 "名不synchroniz"(なふしんくろないず) 京都生まれ京都育ちのラッパー、ポエトリーリーダー。 1981年3月8日生まれ 1997年から音楽活動を開始、様々なユニットやクルーで活動し 2004年頃から地元京都だけではなく全国各地で精力的にライブ活動を続け 2007年頃からソロマイカー "名不synchroniz" として本格的に始動。 2009年1月 1st.アルバム「ヒビノネイロ」 全13曲収録 を6J1M RECORDSから公式にCDをリリース、全国流通。 この作品が全くの無名アーティストの1st.アルバムでありながらも渋谷タワーレコード他、全国各地のタワーレコードやHMVなどのショップでレコメンド、展開される。 2011年~ 約8年間の間、ライブ活動を休止。(発表はされていないが制作は続けていた) そして1stアルバム発売から10年 2019年1月 後のGADORO「ハジマリ」等、数々の有名アーティストのトラックを提供している Ikipedia との ユニット"MUSA(ムーサ)"として 1st.シングル「古今等在」 を配信リリースし、 続けざまに古くからの友人でもある 東京を拠点に様々なシーンで活躍している福島の盟友、 狐火 を客演に迎えた楽曲を収録した5曲入りの 1st.EP「KAKERA」 を配信リリース。 2020年11月 音楽プロデューサー、トラックメイカー、エンジニアとして多才な才能で多くの有名アーティストから支持を得ている PIANO FLAVA プロデュースで 名不synchronizとしては約12年ぶりとなる 2nd.アルバム「21グラム」 を配信リリース。 このアルバムには地元京都の後輩でもありマイメンでもある、全国で活躍している YAMAO THE 12 や、浅からぬ縁で繋がっている岡山の同志 サイコ口(甘葉&ZALAR) を客演に迎えた楽曲等を収録した全15曲。 2022年3月 自身の誕生日に 客演楽曲をメインとした6曲収録の 2nd.EP「SEEK LIFE」 を配信リリース。 これには自身がラッパーを志したきっかけと言ってもいい憧れのラッパーの1人でもある、 YOSHI(餓鬼レンジャー) を始め、埼玉の詩人兼ラッパーという顔を持つ天才 空廻 、岡山の若手ラッパーの中でも一際光る才能を放つ 脱兎 、公私ともに交遊深いサイコ口からマイメン 甘葉 (ZALARは他曲でスクラッチで参加) 、鹿児島を拠点にギターの弾き語りで活動している女性シンガーソングライター fu-chan 等、豪華かつカラフルな客演陣を迎えた作品。 サブミットなしでiTunes Storeの日本語ラップアルバム部門25位(TOP50)にチャートインを果たす。 2023年4月30日 親交深いトラックメイカー369beatsプロデュースによる 3rd アルバム "Regnbogi(レグンボギ)" デジタルリリース。 2024年9月1日 4th アルバムとなる"イマムカシナナシ"(全8曲)をデジタルリリース。 今作品で初となる全曲がソロ且つ、全曲異なるトラックメイカー8人をプロデューサーとして迎え日本語のみで構成されたラップ、ポエトリーで 自身の四半世紀の音楽活動にまた新たな挑戦を試み、 新たな境地へと進み続ける。 そのリリックとライム&フロウは 長年のキャリアに裏打ちされた唯一無二の詩的世界観を備え、 他を圧倒するボキャブラリーで中毒性の高い音楽を生み出す孤高のリリシスト。
名不synchronizの他のリリース
MUSA RECORDS