"Regnbogi"のジャケット写真

歌詞

夜雨

名不synchroniz

壊れないように壊さないように

焦がした心ここにそっと溶かした

悲しそうに笑う君空が泣き出した

できた水溜まり映る月明かり

一生懸命が報われない苛立ち

姑息にも器用貧乏暇なし

こしゃくな日々を遊び散らかし

優越に浸り過ごす時しがない

人生だ好きにさせろよ小せえな

聞いてるか?縛られんな使命感

私生活に指令だす周りなんて軽薄

だから自分だけが理解してりゃ良い性格

明確な映像を描いて精出すは成長

よぎる成功迷い込む迷路

楽しめないならしょせんその程度

逆境なんて糧にしかなりえねぇよ

颯爽と現れては霞む夢の切れ端が

湿らした空気の中から締め出した

消えかけた希望に努力して明日

笑えるように月を見てました

不器用に照らした無気力から今

脱け出しては間抜けな姿勢で

眼差しは地平線遥か彼方に向けて

ほんの少し垣間見えた忘れかけた想いへ

壊れないように壊さないように

焦がした心ここにそっと溶かした

悲しそうに笑う君空が泣き出した

できた水溜まり映る月明かり

余力の限り生きて生きて生き抜いて

卑屈と惰弱さを出し抜いて

自分らしくいてその合図に手

指し伸ばしてうつ相づちで

裏切れない理由裏切らない自由

裏切られた期待裏切った未来

全てが思い通りにはいかないから

学び考える現実との闘いかた

悲しいかな孤独は突然で必然

耐え忍ぶ強さ逃げ出したい弱さ

葛藤の中選ぶ勝手気ままな怖さ

そんな時はいつもうわの空さ

止まらない震えままならない行方

定まらないうつけ馬鹿なままに映せ

それでも良いそれだから良い

ありのままで見せる意地が持つ意味

不器用に照らした無気力から今

脱け出しては間抜けな姿勢で

眼差しは地平線遥か彼方に向けて

ほんの少し垣間見えた忘れかけた想いへ

壊れないように壊さないように

焦がした心ここにそっと溶かした

悲しそうに笑う君空が泣き出した

できた水溜まり映る月明かり

苦しみも悲しみも安らぎへの道しるべ

暗闇の先光り導く手

寂しくて泣いてる君に向け

かける声信じた道に進め

誰もが悩みもがきながらもきっと

幸せと不幸せが人生に拮抗

して毎日が喜怒哀楽に溢れてる

光と影の中に素顔は隠れてる

壊れないように壊さないように

焦がした心ここにそっと溶かした

悲しそうに笑う君空が泣き出した

できた水溜まり映る月明かり

夜雨にうたれ

夜明けに歌え

  • 作詞

    名不synchroniz

  • 作曲

    369beats

"Regnbogi"のジャケット写真

名不synchroniz の“夜雨”を

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昨年、日本語ラップアルバムでTOP50にチャートインしたYOSHI(餓鬼レンジャー)、空廻、サイコ口、脱兎、fu-chanを客演に迎えたfeat曲中心のEP「SEEK LIFE」リリースから1年、名不synchronizとして3rdアルバムとなる作品が完成!
今作はトラックメイカー369beats(ミロクビーツ)のプロデュースによる全8曲(29分36秒)、客演はなしで全てが名不synchronizのソロで、アルバムタイトルの「Regnbogi(レグンボギ)」とはアイスランド語で「虹」を意味する。
アルバムのコンセプトとしては「夜に出る虹」として7色+1色の369beatsがイメージして創られた様々な色のトラックに名不synchronizが同調する形でリリカルなラップ、ポエトリーを乗せて鮮やかに鮮明に彩り、369beatsと名不synchronizだからこそ生まれた唯一無二の世界観を表現した作品である。
言葉、ラップ、音楽の可能性の追究、又はそこから逸脱した二人のわがままな世界観、感性を存分に主張する、孤高の表現者たらんとする二人が共鳴し奏でて紡いで見た景色が、どれだけの人間に共感され、どれだけの人間に影響を与えるのか?などはお構い無しに、流行りも廃りも関係なく気の向くままに各々が産み出し降らせた感情の雨上がり、その夜に見た虹が聴こえてくる…1776秒後、ふわふわとした心地良い気持ちになることだろう。
そんな作品です。

アーティスト情報

  • 名不synchroniz

    【Activity&Discography】 "名不synchroniz"(なふしんくろないず) 京都生まれ京都育ちのラッパー、ポエトリーリーダー。 1981年3月8日生まれ 1997年から音楽活動を開始、様々なユニットやクルーで活動し 2004年頃から地元京都だけではなく全国各地で精力的にライブ活動を続け 2007年頃からソロマイカー "名不synchroniz" として本格的に始動。 2009年1月 1st.アルバム「ヒビノネイロ」 全13曲収録 を6J1M RECORDSから公式にCDをリリース、全国流通。 この作品が全くの無名アーティストの1st.アルバムでありながらも渋谷タワーレコード他、全国各地のタワーレコードやHMVなどのショップでレコメンド、展開される。 2011年~ 約8年間の間、ライブ活動を休止。(発表はされていないが制作は続けていた) そして1stアルバム発売から10年 2019年1月 後のGADORO「ハジマリ」等、数々の有名アーティストのトラックを提供している Ikipedia との ユニット"MUSA(ムーサ)"として 1st.シングル「古今等在」 を配信リリースし、 続けざまに古くからの友人でもある 東京を拠点に様々なシーンで活躍している福島の盟友、 狐火 を客演に迎えた楽曲を収録した5曲入りの 1st.EP「KAKERA」 を配信リリース。 2020年11月 音楽プロデューサー、トラックメイカー、エンジニアとして多才な才能で多くの有名アーティストから支持を得ている PIANO FLAVA プロデュースで 名不synchronizとしては約12年ぶりとなる 2nd.アルバム「21グラム」 を配信リリース。 このアルバムには地元京都の後輩でもありマイメンでもある、全国で活躍している YAMAO THE 12 や、浅からぬ縁で繋がっている岡山の同志 サイコ口(甘葉&ZALAR) を客演に迎えた楽曲等を収録した全15曲。 2022年3月 自身の誕生日に 客演楽曲をメインとした6曲収録の 2nd.EP「SEEK LIFE」 を配信リリース。 これには自身がラッパーを志したきっかけと言ってもいい憧れのラッパーの1人でもある、 YOSHI(餓鬼レンジャー) を始め、埼玉の詩人兼ラッパーという顔を持つ天才 空廻 、岡山の若手ラッパーの中でも一際光る才能を放つ 脱兎 、公私ともに交遊深いサイコ口からマイメン 甘葉 (ZALARは他曲でスクラッチで参加) 、鹿児島を拠点にギターの弾き語りで活動している女性シンガーソングライター fu-chan 等、豪華かつカラフルな客演陣を迎えた作品。 サブミットなしでiTunes Storeの日本語ラップアルバム部門25位(TOP50)にチャートインを果たす。 2023年4月30日 親交深いトラックメイカー369beatsプロデュースによる 3rd アルバム "Regnbogi(レグンボギ)" デジタルリリース。 2024年9月1日 4th アルバムとなる"イマムカシナナシ"(全8曲)をデジタルリリース。 今作品で初となる全曲がソロ且つ、全曲異なるトラックメイカー8人をプロデューサーとして迎え日本語のみで構成されたラップ、ポエトリーで 自身の四半世紀の音楽活動にまた新たな挑戦を試み、 新たな境地へと進み続ける。 そのリリックとライム&フロウは 長年のキャリアに裏打ちされた唯一無二の詩的世界観を備え、 他を圧倒するボキャブラリーで中毒性の高い音楽を生み出す孤高のリリシスト。

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    名不synchronizの他のリリース

MUSA RECORDS

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