Lyric

懐かしのメロディが響く中

グラスの音が 心地いい

忘れてた記憶が 戻ってくるよ

ながつきの終わりの 話

壊れたオートターンテーブル

僕が針を落とすかかりで

君が録音ボタンを押すかかり

「せーの」ってタイミング 合わせたつもりで

ずれたのは僕の方

君はカセットテープを手にして

鉛筆でくるくる巻き戻し

白いところまで戻してた

二度目も僕は失敗して

君は鉛筆を「ボキッ！」って

それでも君は笑ってた

You made me smile, you know

それでも君は笑ってた

I loved your gentle face

レコードがCDに 変わる頃

君は不思議なこと 言ってたよね

「レコードは人間みたいに

表と裏があるんだよ」

「でもCDは裏だけだって、

これでいいの？」

僕は笑って言ったんだ

「虹色に輝いてるじゃないか」

「未来もきっと悪くないよ」

キザだって笑われた僕と

機械オンチの君のコンビ

それでも君は笑ってた

You made me smile, you know

それでも君は笑ってた

I loved your gentle face

I remember those days, they were full of light

You and me, every moment felt so right

From the tapes we played to the records we spun

But time kept moving, and we couldn’t outrun

The smiles we shared, the laughs we made

In the back of my mind, they’ll never fade

But now it’s just me, with the memories near

I close my eyes and wish you were here

君の大好きだったワイエムオー

レコードの扱いで 大ゲンカ

「指紋はつけないで」って言って

「斜めに立てないで 折り目もつけないで」って怒って

それが最後のケンカだった

「バイバイ」って君が残した

おき手紙が 最後の記憶

君の大好きなレコードは

今も棚に置いてあるけど

あのプレーヤーはもう 動かない

でも思い出がまた回り始める

プチプチと音をたてながら

僕はヘッドフォンを取り出して

ハイボールをグラスに注いで

カセットテープを 再生する

音を少し下げて 目を閉じた

あの頃の君が笑ってた

You made me smile, you know

あの頃の君が笑ってた

I loved your gentle face