歌詞

片道だけの言葉で

通じ合えるなら訳無いから

明日の君を案じたつもりでも

（覗き込んで）覗き返され

成りたかった昨日の君でさえ

どっか行っちゃうから

ねぇそれって たかが

生産性のないエゴサーチじゃない？

だけれど少しだけ

見届けていたいから

どうしようもない戯言ばかり

（浮かんで　浮かんで）

もう夢なら覚めてくれ

手に負えない思考実験を

（耐えて　耐えて）

夜が明ける

（そうね Bless you.）

余計な言葉

（なんで？ Bless you.）

言えないよね

（だって Bless you.）

意味がないから

何遍だって消してしまって

心にしまうだけ

買い被った　会いたかったはずだけれど

とうにすれ違ってしまった

醒めかかった　冷めてしまった熱さえも

反芻する懐旧

ねぇそれって　ただ

再現性のない体験じゃない？

だけれど意味もなく

縋ってしまうから

どうしようもない愚かさならば

（認めて　止めて）

もう夢から覚めてくれ

声のない思考実験場で

（せめて　せめて）

愛を叫べ

（そうね Bless you.）

余計な言葉

（なんで？ Bless you.）

言えないよね

（だって Bless you.）

何もないから

安全なんて蹴ってしまって

心を魅せて

（浮かんで　浮かんで）

一方通行で

（そうね Bless you and me.）

（冷めて　醒めて）

困らせたくなくて

（そうね Bless you, ah――）

どんなことも戯言だから

意味なんてないから

どうしようもない戯言ばかり

（浮かんで　浮かんで）

もう夢なら覚めてくれ

手に負えない思考実験を

（耐えて　耐えて）

夜が明ける

（そうね Bless you.）

余計な言葉

（なんで？ Bless you.）

言わせてよね

（だって Bless you.）

意味がなくても

何遍だって書いてしまって

心に届くなら

片道だけの言葉を

弔える場所を見つけるから