

サーファーの君は冬の海が好き
朝陽が水平線から顔を出すころ
沖からうねりがゆっくり届いて
君は波の上へ滑り出す
僕はそんな君の背中を
波間から見ていた
今は夏
太陽が砂浜を熱くして
蝉の声が青空から落ちてくる
色とりどりのビーチパラソル
海の家の軒先で
かき氷ののぼりが揺れている
海の家へ連れて行って
真っ赤なかき氷食べてみたい
君は笑って
濃紺の浴衣で一緒に来てくれた
冷たくて甘くて
舌まで赤くなって
嬉しくて僕はおかわりをした
夏の日差しが水平線へ沈んでいく
にぎやかだった砂浜に静けさが戻る
二人の影が細く伸びて
忘れられた浮き輪が
波打ち際で揺れている
蝉の声も夕闇へ溶けて
かき氷ののぼりだけが
風に揺れている
海の家は眠りにつき
波も静かに目を閉じる
冬の海を君は待っているのに
僕のためにここへ来てくれた
浴衣の袖そっと引いて
胸の奥でありがとう
そろそろうちへ帰ろう
風鈴が優しく夜を告げる
線香の香りが空に溶けていく
ひと夏の思い出を胸に残して
風に揺れるかき氷
夏だけのまばたき
僕はずっと忘れない
- 作詞者
Kensuke
- 作曲者
Kensuke
- プロデューサー
Kensuke
- ピアノ
Kensuke

Kensuke の“かき氷”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
かき氷
Kensuke
**【SONG Studio with KEN】**
シニア世代の日常から生まれる、小さな物語を一曲一曲、丁寧に音楽へ。
海亀の赤ちゃん「かめ吉」と老人「KEN」が見た世界を「歌」にしました。
・波の音
・コーヒーの香り
・グラスの氷が「カラーン」と鳴る音
特別な出来事ではなく、
誰もが過ごしてきた何気ない毎日を、
心に残る音楽として届けます。
人生を少し立ち止まって見つめ直す、
そんな時間のお供になれば幸いです。
アーティスト情報
Kensuke
シニア世代の方が、元気になる「歌」を作っています。 海や森の風景の中で 「今日できたことを数えて生きる」 そんな想いを歌にしています。 あなたの今日という一日が 少し優しくなりますように・・・
Kensukeの他のリリース



