circuit loveのジャケット写真

circuit love

リリース予定日

2026-07-24

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トラックリスト

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『渋谷のノイズ、水のように脈打つ神経回路。90-00sのSF・レーシング作品のDNAを受け継ぐ、孤独と衝動のドライヴィング・サウンドトラック』

本作『circuit love』は、渋谷のネオンと喧騒の中で生きるひとりの少女が、「神経と電子回路でできた流体的な内面世界」を車で駆け抜ける様を描き出したインストゥルメンタルEP。タイトルの「circuit」が意味するのは、彼女を構成する電子回路であり、同時に衝動のままに疾走するレーストラックでもある。

House、Drum 'n' Bass、Jungle、Ambientを横断するトラック群は、『Serial Experiments Lain』『攻殻機動隊』といった90〜00年代SFアニメのディープなサイバー世界や、『R4 -Ridge Racer Type 4-』に代表される疾走感あふれるレースゲームのサウンドから色濃く影響を受けている。無機質でありながら熱を帯び、疾走するビートと、時折挿入されるカットアップ・ボーカルは、都市のノイズをすり抜けるデータの断片だ。

アルバム全体が一本の映画のように構成されており、静寂と盛り上がりの緩急を描き出す。内なるハイウェイを車で走り続けることこそが、彼女にとっての呼吸であり、前へ進むための衝動として機能している。そこにあるのは恐れや痛みではない、誰にも触れられない心地よい孤独の中で、彼女はより深く鋭く自分自身へとダイブしていく。

そして物語は、エンドクレジットにあたるラストトラックへ。渋谷の湿った空気を抜け、すべての鬱屈や不安が消失した後、舞台はモンテカルロへと移る。強い信念だけを持ち、光の射す街の中を車で駆け抜けていくラストシーンは、聴く者に確かな解放感と余韻を残す。

一人の時間や、夜の移動に。 孤独を淡々と受け入れ、ただ前へと進むためのサウンドトラック。

アーティスト情報

  • akinori saito

    神奈川出身のプロデューサー、akinori saito。アンビエント、ハウス、ジャングルを横断しながら、2000年代のゲーム的質感や記憶の断片に影響を受けた音楽を制作する。音を、スピードと静けさが共存する内面的な体験として捉え、流動的な感覚を重視した表現を行う。Odd Tape Labelからのリリースをはじめ、国内外で作品発表やコラボレーションを展開している。

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