それっぽい歌詞を並べて歌っても
何もないな
スローモーションで壊れていく冬が
いつまでも終わらないな
彩度を上げた 不自然な悪夢にうなされて
パッケージされた 無機質な優しさに包まれた
奏でても奏でてもまともな音が出やしない
転んでもまたすぐに起き上がる
子供たちが砂を蹴って遊んでる
壊れていくのは決して悪いこっちゃない
細胞が生まれ変わる
向かい合わせで座っていた
酌み交わして飲み明かした
あらゆる僕らの日常の営みが
零れ落ちる宝物さ
人生は流れる車窓からの景色 陽が差し込んで来た
ラーメンをすする音と食堂のアットホーム感
何度でも奏でるよ この世界を鳴らすよ
転んでもまたすぐに起き上がる
子供たちが北風と遊んでる
壊れてくのは決して悪いこっちゃない
細胞が生まれ変わる
世迷言はやめにして此処らでカタをつけよう
ラスボスは往々にしてそう簡単にゃ倒せんさ
世迷言はやめにして此処らで歌を歌おう
薪をくべ続けんだ 燃やし続けろ
- 作詞
棚木竜介
- 作曲
棚木竜介
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かなで
棚木竜介と図書館
“壊れていくのは決して悪いこっちゃない 細胞が生まれ変わる”
棚木竜介と図書館が放つ、隔月リリースシングルの第2弾。
オルタナロックな仕上がりの前作とは打って変わって、フォーキーでアシッドなロッカバラッド作品となっている。
今作も川崎の一軒家スタジオにてセルフレコーディングされたバンドサウンドに、ピアノやボーカルを重ね、ミックス&マスタリングは坂本慎太郎作品などで知られる中村宗一郎氏が担当している。
力強くスケール感のある地平線サウンドに、ビートルズライクなコーラスワークが冴え渡る。
終末感が漂うほんのりサッドな歌詞の世界観と、それでもこの他愛もない奇跡の様な日常を愛し、生きていくのだという強い気持ちと。
この先何があろうとも、音楽という炎を燃やし続け、絶やさずに生きていこうという意志の唄。
アーティスト情報
棚木竜介と図書館
2013年、東京にて結成。 メンバーチェンジを経て、現在のプリミティブな4人編成に至る。 4人のバラバラな個性から生まれる自由でオルタナティブなアンサンブルが魅力。 棚木の書く歌詞も心を撫で時にえぐり温める。 「ゆらゆら帝国」や「坂本慎太郎」作品のエンジニアとして知られる、中村宗一郎氏がミキシングを担当した配信シングル「Camel」がSpotify公式プレイリスト「edge!」にインする等、活躍の場を広げている。 各所で棚図書(たなとしょ)中毒者増殖中。 【メンバー】 棚木竜介(Vo,Gu) 不知火庵(Ba,Cho) きむらさとし(Dr,Cho) 中嶋佑樹 (Gu,Pf,Cho)
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