

幕開けにこの歌を
僕らの声が合図だ
諦めた夢の数を数えたら
両手じゃ足りなくてなんだか滅入ったよ
苦し紛れに言った
「まだやれるさ」って声は
誰の鼓膜にも届かないまま
投げ出す方が楽でも
それはそれでまた
違う悩みが待ってるんだろ
どうしよう?
僕も泣きたくなるよ
全てが苦しくて
だから僕は歌うよ
報われますようにってね
幕開けにこの歌を
つっかえた全部 音に乗って飛んでいけ
君だけの歌を聴かせてよ
悲しみも全部僕だ
狼煙を上げたようなメロディ
「世間」で我慢比べしているうちに
希釈された夢に気付かないふりしてたよ
掴めてたはずの女神の前髪
喉震わすことも臆病になってたんだよ
息が詰まる日々すら慣れてしまうよ
代わりに自分が分からなくなっていった
理屈じゃないとここそ
嘘つきたくない
それが「世間」と違おうとも
泣きっ面にギターと歌を
それしかないんだよ
認めて欲しくてたまらない僕を
今日も歌うよ
これが僕なりの存在証明なんだ
幕開けにこの歌を
独りじゃすくんでも"僕ら"なら飛ばせそう
君だけの歌を叫べばいい
誇らしく、僕ららしく
歌い続けていくよ
幕が閉じようとも
終わらないカーテンコール
臨界点はいつでもすぐそこに
- 作詞者
石原良
- 作曲者
石原良
- レコーディングエンジニア
白土豊
- ミキシングエンジニア
白土豊
- ギター
石原良, 別部真, 加藤瑠人
- ベースギター
諏佐友規
- ドラム
木村海星
- ボーカル
石原良

otonagi の“存在証明”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
存在証明
otonagi
アーティスト情報
otonagi
2025年4月、慶應義塾大学のバンドサークルにて出会ったメンバーで結成。平均年齢21歳。 Gt.Vo.石原良の内省的な歌詞には「ネガティブな前向き」「憂鬱に光」というコンセプトを反映しつつ、多岐に渡る音楽ジャンルを展開している。
otonagiの他のリリース



