歌詞

駅改札は午後五時前　朝でも夜でもない場所で

うるさい街に溶けて　誰でもなくなって

擦り切れた色の交差点　やかましくギラつく照明

明日も変わらないままなんだろうな

人知れず輝いている星　きっと石ころのようなもの

ビル街に咲いた花　僕らもそんなもの

暗い夜は他の光に　紛れて掻き消えてしまうから

今は寂しさも消えた気がした

弾けて弾けて夕日よ落ちろ　モノクロに染まる空壊して

昨日なんていらないから　さあ　嗚呼

遠くまで響け今日の音よ　一人ぼっちのダンスフロアで

君の影と踊る夢を見てる

止まらない頭痛と苛立ち　自分だけ記憶に刻んで

色の混じる世界に煙を吐きだして

人を愛しているだなんて　宣う詩人もいるけれど

反吐が出る 愛しているのは自分だけだ

毎日おかしくなっていくようで　月は壊れて空は燃えて

第一自分じゃどうにもできなくて　世界を変えるなんて夢だって

僕の隣に誰もいなくて　それでも同じ空を見てるって

君も　茜空を見ているのかな

弾けて弾けて夕日よ落ちろ　モノクロに染まる空壊して

昨日なんていらないから　さあ　嗚呼

遠くまで響け今日の音よ　一人ぼっちのダンスフロアで

君の影と踊る夢を見てる

弾けて夕日よ落ちろ