夜を抜ける速度のジャケット写真

歌詞

平気なふり

MARINE

窓に貼りついた夜を

指でなぞってみたら

冷たさだけ残って

意味はどこにもなかった

言いかけた言葉は

喉の奥で眠ったまま

朝が来るたびにまた

少しずつ遠くなる

やさしさって

たぶん形がないから

こぼれても気づかない

ねえ

ちゃんと傷ついてるのに

なにも起きてない顔でいる

それが上手くなっていくほど

自分が薄くなる

ライトの切れた部屋で

心だけ明るすぎて

どこにも置けないまま

浮いてるみたいだよ

好きだった音楽も

今は少しうるさくて

静けさに逃げ込んで

また息をひそめる

ほんとはね

全部投げてしまえたら

楽になれるのにね

ねえ

ちゃんと寂しいくせに

平気だよって笑ってる

そんな夜を重ねるほど

名前を忘れていく

終わらない夢みたいに

現実だけぼやけてる

朝焼けの手前で

今日も止まったまま

ねえ

ちゃんとここにいるのに

誰にも触れられないまま

消えない程度の光で

ただ続いていく

  • 作詞者

    MARINE

  • 作曲者

    MARINE

  • プロデューサー

    MARINE

  • バックグラウンドボーカル

    MARINE

夜を抜ける速度のジャケット写真

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眠れない夜や、
朝でも夜でもない時間を
ただやり過ごしていた。

何かが壊れそうで、
でも壊れきれないまま、
曖昧な感情だけが残っていく。

名前をつけられない気分、
ノイズ混じりの衝動、
消えそうで消えない体温。

このアルバムは、
そんな夜の“途中”を切り取った記録です。

正しさや答えを求めるより、
揺れたまま、ズレたまま、
それでも少しだけ前に進もうとする瞬間。

「夜を抜ける速度」は、
速さの話じゃなくて、
どれだけ自分のままでいられるかの話。

終わらない夜の中で、
ほんの少しだけ呼吸が軽くなるように。

アーティスト情報

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