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歌詞

独白

A-hum

欲がないやつには訪れない翌日

日日是好日

地元道路工事中 いつになっても終わらず

何者かになる事を 忘れられない動物

誇れない自分のLife

ホコリかぶるpride

踏まれすぎた雑草にも同情すらできない

恵まれてる土壌 水がないと籠城

うつむいた向日葵 どうせ見えないtomorrow

本当の事なんて実際 誰も見ていない

別に悪いことじゃない なんかつらいだけ

気付く事は 傷付く事 苦しいけど絞めたロープ

生きることは死ぬこと

干上がってる海に1滴

Drop my shit

こぼれ落ちる涙よりも

塩辛くて調子いい

簡単に見えてモラル 突き破れない障子

段々と消えて無くなっていくよ常識

残酷だよLife

見えなきゃ無いもん

にされちまうよお前も

俺は愛してるお前がそんな風になったら

俺ら否定する世界を許せないよ

残酷だよLife

他人(ひと)に飯は食わせない

愛がないとやっぱ

ダメになっちまった

残酷だよLife

会いに行くとりあえず

ひとりごとじゃない

これは独白

俺は毒吐くけど

それがないと枯れてしまう植物

美味い空気吸って

陽の光を浴びれば

すこし目の下のクマ

もマシになるかな

性格?悪くて結構

身を守った鉄砲

少しズレたテンポが俺の心音

人と違うことが正義なんて

言うつもりは無い

他人よりも少しだけ自分を愛すことだね

良くも悪くも

俺はお前に興味無い

だから少しだけ調子乗って

遊びに来てちょうだい

こんな歌を聞いて

少しだけ踊って

起きたくない明日

とか忘れちゃっていいぜ

ぶっ飛ばした職場、学校、

そんなコミュニティも全部ゴミだ

Fuck offってことだ兄弟

大丈夫だよどうせ でも

なんとかなるようにするのはお前

残酷だよLife

見えなきゃ無いもん

にされちまうよお前も

俺は愛してるお前がそんな風になっても

俺が間違ってないと思えば全部許すよ

でも残酷だよLife

俺はお前養わない

愛がない自分じゃ

誰も愛せないよ

残酷だよLife

でも連絡くれ

会いに行くとりあえず

突き刺さったknife

下手に抜けばすぐにdie

掴み取ったmic

これは誰かじゃない誰かに送る歌

独白

  • 作詞者

    A-hum

  • 作曲者

    ymxk

  • レコーディングエンジニア

    Saitoh Hiroki

  • ミキシングエンジニア

    Saitoh Hiroki

  • ラップ

    A-hum

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時間の流れって、毎日同じはずなのに、
過ごしてる一日は毎日違ってて。
違う感情で、違うことを考えて、生きてる。
空が明るい時間もあれば、暗い時間もあって、
気分がいいまま終わる日もあれば、ずっと落ち込んでる日もある。
当たり前のことなんだけどね。
それがLifeだよね。

でも、そんな当たり前のこと――人とか、場所とか、時間とか、
そういう大事なものの価値が、ふと分からなくなる瞬間があったんです。

そういう感覚を、これまでも歌詞にしてきたし、
ちゃんと分かってるつもりだった。
でも、気づいたら、音楽のことばかり考えてて、
それ以外のものに目がいかなくなってた。
多分音楽のことすらちゃんと考えられなくなってた気がする。

毎日働いて、家に帰ってきて、歌詞を書いて。
それをただ繰り返していく中で、
「これが無いと生きちゃいけない」とか「音楽しちゃいけない」みたいに、
自分で自分を縛ってた時期があったんです。
昔から考えすぎちゃうクセがあって。

しんどいなーって感じ始めてた頃、
いつも俺にエナジーとかインスピレーションをくれる彼が、
当たり前のように言ったんです。

「やるしかない」って。

彼は、音楽を始めるきっかけをくれた人で、
ずっと近くで俺のことを見てくれてて。
だから、その言葉が自然と腑に落ちた。
スッと入ってきて、肩の力が抜けた気がしたんです。

やるか、やらないか。
ヤバいか、ヤバくないか。
それだけだよって。

たしか、あの日もそんなことを言ってた。
というか、初めて遊んだ日からずっと言ってるんです。
俺はその言葉にすごく共感して、
自分なりに噛み砕いて、自分の感覚を歌詞にしてきたんです。

1秒を86,400回繰り返して一日。
それを365回繰り返して一年。
それを死ぬまで繰り返して一生。
当たり前すぎて、ちゃんと考えたことなかったけど、
結局は、深く考えすぎず、息をするみたいに、ただやるだけ。
ただ、それだけなんだって思って。

改めて、"今"が連続している感覚を思い出したときに、
じゃあ、今の自分がつくる"今"の音楽って、どんな音なんだろうって思った。
そこから、「やるしかない」って感じで、アルバム制作に入りました。

考えてること自体はそんなに変わってないはずなのに、
気分や考え方次第で、流れていく時間がまるで違う。
そこから、自然に歌詞やメロディが浮かんでくるようになって、
すげえ楽しくて。

「絶対おもしろい!」
「やりたいから、やる。」
ほんと、それだけの話だったな。
そういえば、それがA-humの始まりだったなってめっちゃ懐かしい気持ちになりました。

1人で歌詞を書いて、歌って、消して、また書く。
この時間を、今になってようやく好きになれた気がしてます。

最近いろんな縁があって、少し忘れてたけど、
元々、俺って寂しがり屋なんです。

だから、俺だけにながれる時間――"AM:"を、みんなと共有させてください。
聞くタイミングも気分も自由に、
好きなように感じてください。
このアルバムがあなたの何かに重なったら嬉しいです。

アーティスト情報

  • A-hum

    A-hum 鎌倉市大船を拠点に活動するクルー 『ONECREW』のラッパー 2000年神奈川県で生まれる。 横浜で育ち、中学時代にHIPHOPに出会う。 趣味で楽曲制作を始めるが、 特に活動をすることはなく学生時代を終える。 2020年から俳優業を開始するも、 ルールや環境が合わず挫折。 所属事務所を辞め、 音楽で生きたいと決意を決めたタイミングで 鎌倉を中心に活動するアーティスト、 Kensuke Kamiishi,ONECREWと出会い 音楽活動を本格的にスタートする。

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ONECREW

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