Lyric

ゆきどけの街に　残る白さは

胸の奥まで　染み込んでくる

遠い故郷を　隠すように

強がりだけを　唇にのせた

人混みのなかで　不意に立ち止まる

本当の言葉は　まだ閉じたまま

北から来たガール　夜をかけて

消えそうな星を　追いかけてる

涙の重さは　だれも知らない

揺れるあかりに　自分をさがす

ビルの谷間に　迷う影たち

笑顔の奥で　震えてるのは

約束のように　捨ててきた夢 抱きしめながら　眠れぬままに

未来のノート　白紙のページ

滲むペン先　強く押しつけた

北から来たガール　孤独を抱き

昨日と明日の　狭間に立つ

風に解けた　髪を隠して

だれも見ていない　空をさがす

冷たい夜明けに　名前を呼ばれ

答えられずに　ただ歩き出す

北から来たガール　夜をかけて

消えそうな星を　追いかけてる

涙の色は　だれも知らない

揺れるあかりに　自分をさがす

未来を　歩き続ける