師走それも二十日過ぎになれば 目抜き通りは人だかり
アルコールにまみれたサラリーマンがジングルベルを
ハンズ前でがなる季節
学生の私としてみれば一番の稼ぎ時なわけで
友達に薦められアルバイトの説明会に
行ったのが運のツキ
デバートの屋上は情緒もありゃしない
サンバのリズムで踊る わたしはトナカイ
恋人の一人もいれば今頃は港町力フェバーで
覚えたての力クテル ギムレットやマンハッタンで
酔ったフリなんかしてさ
この夏仕送りの半分はたいたドレスもタンスの中
親ゆずりの見事にくびれてるプロポーションも
ああ、ぬいぐるみの中
デバートの屋上は情緒もありゃしない
サンバのリズムで踊る わたしはトナカイ
ヒゲをつけ忘れ控室へ戻る相棒のサンタクロース
重たそうなプレゼントの中身は発泡スチロール
わたしにはお見通し
デバートの屋上は情緒もありゃしない
サンバのリズムで踊る わたしはトナカイ
デパートの屋上のもみの木の根っこに
涙でケリいれた哀しい わたしはトナカイ
哀しいトナカイ
- 作詞
川崎苟且
- 作曲
川崎苟且
- プロデューサー
田上陽一
- 共同プロデューサー
吉田竜彦
- レコーディングエンジニア
吉田竜彦
- ミキシングエンジニア
吉田竜彦
- ギター
田上陽一
- ボーカル
ぽ〜な
- ラップ
ぽ〜な
Slow Band の“わたしはトナカイ (feat. ぽ〜な)”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
わたしはトナカイ (feat. ぽ〜な)
Slow Band
Slow Bandが贈る究極のクリスマスソング
舞台はデパートの屋上、うっかり切ないバイトにハマり込んでしまった
JDの悲しいクリスマスを楽しく描いた、川崎苟且の風呂ん中でできちゃったMUSICその参
1980年代に描かれた世界観が意外と令和にハマります。
当時の流行りは「カフェバー」でした。