歌詞

右手にiPhone打つ文字は今晩も

こうやって覇気のない気持ちのない言葉を歌ってんの

つまんねぇ

うざがる今日も焼入れた脳みそを

砕いて噛みちぎってうなだれて宛のない道へと歩き出す場所を

稀に起こる伸びるグラフ

それが声を震わせてる

言われ慣れたけどもう嫌だって

好きで好きでたまらないことができないもどかしさよ

ロックンロールが似合わない声だ

ああそうだだから声を壊してんだ

嗚呼上手いねとかもういらねえ

ロックンロールが似合わない声だ

ああそうだったらなんなら鼓膜壊してやる

いつもうるせえよ黙って聴いてろ

〈演奏〉

はいはい。せやなもう分かってる。

ステージに立つ資格なんて無い

なにもかもが上手くいかないから

ああまた酒に呑まれる

たくさんの人に今まで褒められて貶されてきた

その答えをここに書いて応えよう

自分の全てを吐き出せ

大それた声じゃないからさ

言葉と噛み合せて効かせんだ

嗚呼届かない悔しさで

この声が亡くなる時には

多分満足げに眠れるだろう

それまで響かせるロックンロール

〈演奏〉

おい聴こえるか？このかぼそい声が

ふざけんなマクラメロープ首に引っ掛けかけたわ

嗚呼色とりどりの命のイトよ

唸れやれやれ呆れるほどに

見せつけてやろう

細胞が潰れる声で

ロックンロールが似合わない声だ

だからこの声を響かせてんだ

嗚呼そこで聴いてる人へ

ロックンロールが似合わない声で

心から出る言葉を届ける

光の果て未来の先まで