歌詞

初めて見たものから何を得た？

別に今わかったよってすぐに

教えなくていいよ

これから目が回ってしまうほど

忍び寄る やめたいって気持ち

大切にね したいよ

そしたら君は迷いなく後ろ

振り返らずに

いつの間にか僕たちのことを

忘れてゆく

寂しい気持ちもちろんあるよ

それ以上に

君がそれでねって言ってんの

思い浮かべて すぐに消す

君が願っている方へ

僕が願っている方へ

また君に出会えたら

どんな顔をして

どんな話をするの？

春の風に心が咲いて

夏の雨に心が散って

この痛みの名前は

ずっとずっと君と見たい

既に知っていることを

それは叶わない

どれだけ見ぬふりをしていても

気を抜いた頃にふっと急に現れてさ

くるんだ

知らないものは怖くなるだけ

目をつぶって

楽しい夢に身体預けて夕暮れを待つ

そして目覚めて気付けばまわり

朝を迎え

知らない遠くまで行ってんの

伝えられない お別れを

朝日に立ち向かう君を

朝日に背を向ける僕を

今僕に出会っても

「そんな顔をして」

笑い飛ばしてくれる

秋の匂いに心舞って

冬の静寂に心凪いで

この叫びの名前は

ずっとずっと追いかけてる

ひとつ 願いごとしても

それは願わない

おまじないをかけた

いつもの君の真似をして

いつも笑っている君を

いつも泣いてしまう僕を

今君に出会えたら 全部置いといて

君と話をするよ

まだ会うことのない君へ

まだ会うことのない僕へ

この痛みの名前は

ずっとずっと思い描く

既に知っていることはもういらない

見ていないものを君に見てほしい