歌詞

Mm— ia lia, mm— aria…

海霧は白い手紙　宛名はいつも灯台へ

波間に落とした約束を　今日も拾い直す

君が出した合図の灯り　まだ胸の内で点る

消さないように　風よ静かに

遠く　孤独が鐘を鳴らす

返事は　この歌で

Lia-aria, lia-aria　灯りを回せ　帰路を示せ

もしも帆が裂けても　この声が帆になる

Lia-aria, lia-aria　海霧の向こうへ

君の名を　波形に刻む

濡れた石段　足音に潮が触れる

古い手すり　指先で祈りを数える

見えない星でも　灯台は覚えている

帰るべき心の北を

冷たい霧に　頬を預けて

聞こえる　舵の音

Lia-aria　灯りを回せ　帰路を示せ

たとえ空が泣いても　この歌が空になる

Lia-aria　海霧の向こうへ

君の名を　波形に刻む

朝焼けが　手紙の封を切るころ

白い霧は　祝福に変わる

Lia-aria, lia-aria　灯りを回せ

帰るべき心の北へ　帆を張れ

Mm— aria…