世界は残酷で、綺麗だったのジャケット写真

歌詞

家出したオモイデ

ポケット12

家出したオモイデをさがしに

旅にでた

吹きさらしのバス停

草いきれのにおいが

ひろがった青空に

まけないくらいあつく

たのしげに飛んでいた

暑さをうらやむアブラゼミの声が

とまってしまった時間のなかから

ハーモニカのように聞こえていた

汗にまみれたバス停

くちずさむ

ジリジリとした夏が

遠雷のように笑っていた

家出したオモイデを探しに

旅にでた

吹きさらしの青空

だれかを探している

ふらついた飛行機雲が

まっすぐな線をえがいて

悲しそうに飛んでいた

さびしさを歌うヒグラシの声が

動きだしたバスのなかで

夕暮れのように沁みていた

遠く離れたバス停

ふりかえる

いなくなったオモイデが

さよならを告げていた

家出したオモイデを探しに

旅にでた

吹きさらしのバス停

夜空を落ちる

ナミダのような星が

輝いているしたで

いなくなったオモイデが

くすくすと

うれしげに笑っていた

家出した

クチブエの音が

進んでいくバスのなか

柔らかく響いていた

  • 作詞

    ポケット12

  • 作曲

    ポケット12

世界は残酷で、綺麗だったのジャケット写真

ポケット12 の“家出したオモイデ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

自作の歌詞から作曲AI(Suno)を使って曲を作りました。(3rdアルバム)
何かひとつでもお気に召す作品があれば幸いです!

アーティスト情報

"