

既読はつけない
君からの返信を
もう少しだけ
眺めてたいから
「これから出ます」
どっから来るんだよ
「なんでもいいよ」
そっちが決めてよ
会おうなんて最後に
言ってくれたのはいつだっけ
夏の思い出なんてもう
カメラロールの上の方
あとどれくらい経ったら
きっぱり忘れられるの
また君に駆け寄りたい
水色の花火が今年も上がる
たばこの煙に混じって溶けて
どこでも見えるように
私の気持ちよ天までのぼれ
水色の花火の灯火が消える
コップ並々に注がれた思いに
溢れそうになるたび
無理やり蓋をしてきてごめんね
車に繋げた
携帯のBluetooth
とっくの昔に
解除されたかな
「ちょっと遅れます」
毎度のことであります
「ごめん寝てた」
絶対嘘でしょ
花火の煙かたばこの煙か
わからなくなっちゃったね
たくさんの愛が近くにあるのに
遠くを探してる
燃えかすが残る奥の砂浜で
肩を叩くのはムスクの香り
水色の花火の灯火が消える
これだけは譲れないってものが
揺らいでしまうくらい
白い煙に何度も振り向く
水色の花火が今年も上がる
明かりが落ちる約束の0時
鮮やかな日々を
他の人となんてこの先ないよ
水色の花火の灯火が消える
大きなイチョウの木が頷いた
孤独で冷たくて
どうしようもない君が好きだ
- 作詞者
詩歩
- 作曲者
詩歩
- プロデューサー
RYO
- レコーディングエンジニア
RYO
- ミキシングエンジニア
RYO
- マスタリングエンジニア
RYO
- ギター
RYO
- ベースギター
RYO
- ボーカル
詩歩
- バックグラウンドボーカル
詩歩
- パーカッション
詩歩

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詩歩