Moonlight Lover (Cover)

日本のレゲエシーン黎明期から、その存在を際立たせていた、正に "歌姫" Chieko Beautyと、98年の結成以来、ロック・ステディな空気を再現させれば当代随一の実力を持ち、発表するアナログタイトルが軒並み完売、高額プレミアを付けるなど、人気も随一のFRISCOとの初となる共演作が７インチと配信にてリリース！

曲は Treasure Isle 1968年発表、Joya Landisさんの名曲 Moonlight Lover を実に "FRISCOらしい" 味付けで再現。そこに自身のライブではもうお馴染みである同曲を、これも変わらぬキュートな歌声で、軽やかに歌い上げた必聴、必携な作品となりました。

なお、フリップサイドには Jody Tenku 氏による、最近ではなかなか無い、攻めたDub Mixが聴けるので、旅好きな方には、そちらもお楽しみに。

原曲を歌ったJoya Landisさんは、実はカンサス出身のアメリカ人で、なぜか Treasure Isle のプロデューサー、Duke Reid氏の招きで渡ジャマイカし、数曲をレコーディングの後、帰国。その後はほとんど活動は確認出来ず、なちょっと謎な方ですが、残された数曲が、この Moonlight Lover に、Angel Of The Morning 、Kansas City 、John Holt さんとの共演で I'll be Lonely とロックステディ期の重要曲ばかり！

作曲の Lloyd Willis さんは、Gitsyのあだ名の方が有名な、Sly & Robby のThe Taxi Gang でも活躍したギタリスト。