Lyric

ゆめかうつつか　きみのこえが

やわらかに　こころをゆらす

ときのはざまで　めをとじれば

まだあえる　そんなきがして

やさしいかぜが　ほほをなでて

すぎてくきせつの　においがした

ふたりのわらいごえ　とけてきえて

そらのむこうに　きみをさがす

あのひのことばが　まだいたいけど

なみだのあとに　ひかりがある

ゆめかうつつか　きみのこえが

よるのしじまに　ひびいている

さよならさえも　いえないまま

ぼくはまだ　ときをさまよう

あおいほしのした　ひとりきりで

なにもかもが　うそのようで

ふれたてのひのぬくもりさえ

まだこのてに　のこっている

こわれたゆめでも　いとしいまま

わすれられない　きみのかたち

ゆめかうつつか　なみだのなか

きみのえがおが　ゆれているよ

とおいそらへと　てをのばして

ぼくのこえ　とどけたくて

きえそうなきもちを　そっとつなぐ

はるのひざしのように

いつかまた　めをとじれば

きみに　あえるかな

ゆめかうつつか　こいのゆめが

まだこのむねで　いきているよ

さよならさえも　うたにかえて

とおいそらへ　とどけよう