Re Functional Fictionのジャケット写真

歌詞

エモハザ ~Emotional hazard~ (2024 Remastered)

空廻, mondo katimu

なぁお前

俺の話やっぱ聞いてないっしょ。

なんだよ今更かよ。

教えないよ内緒。

だってお前本当は俺に興味ないっしょ?

いや違う。

こんな事言いたかったんじゃなくて。

もっと全部上手くできたはずなんだよ最初。

でもさ、なんでだろう。

多分だけど相性。

いや違う。

ちょっとでもよく見られたい代償。

素の俺じゃ痛いっしょ?

別に見たくないっしょ?

親友に薦められた本を読んで泣いたよ。

世界と自分繋ぐ5000円のマイカフォン。

固形燃料は今も

消えるのにビビってる。

どうせ燃えて「ありがとう」も「ゴメンね」もないんだもん。

需要なんかないんだよ。

寿命だけはあんだよ。

冷めたプラグマティズムが

胸をスカスカにする。

不確かな繊細な感受性。

「お前訳わかんねぇ」って先輩が難癖。

インターネットに投稿するなけなしのギャグセンス。

「アイツいつもガチじゃん」って言われんのが癪で。

「俺は空気なんか読まないぜ」って叫んで

予め空気作ってdisられたら「ふざけんな」って。

一升瓶の前。

一笑に付すようなお前じゃないと知りつつも考えてたんだ。じっと。

今を生きるのに一生懸命なのは一緒。

でもさ、やっぱこの話興味ないっしょ。

かけがえない関係がいない訳ではないけど

迷惑はかけられないだけ

絵が嫌いでも描きたくない訳でもないけど

ただ描き足りないだけ

間違いなく勘違いとわかっても

ただ性格は変えられないだけ

汚いのもさらけ出したいけど

やっぱりただ目も当てられないだけ

産まれた感情を咬み殺す現象を

“emotional hazard =エモハザ”って名付けて

苦痛を伴う。

でも明後日には忘れてる。

ループto the ループ to the ループ。

どう足掻いたって27cm分は幅を取る。

俺にこんな面積勿体無いってセンチぶった戯言。

他人様のスペースと視界に入るとさ

抜き打ちのテストみたいにペースを乱しちゃわないか心配で。

どうせ摩擦熱を産んじまう感情だ。

自分の中で片付けるよ。

楽勝さ。

我慢だって太ももをまたつねると

平穏な空気が流れてくよ。

斜めにいる嘘笑いの僕だけを残して。

平熱36度弱のこの社会じゃ哲学では心は動かず。

それでも暗中模索のジャブみたいな

解熱剤じゃ消せぬくらいの熱量が生まれちまう。

かけがえない関係がいない訳ではないけど

迷惑はかけられないだけ

絵が嫌いでも描きたくない訳でもないけど

ただ描き足りないだけ

間違いなく勘違いとわかっても

ただ性格は変えられないだけ

汚いのもさらけ出したいけど

やっぱりただ目も当てられないだけ

  • 作詞

    空廻

  • 作曲

    mondo katimu

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Re Functional Fiction

空廻, mondo katimu

アーティスト情報

spoken blanco production

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