Lyric

言葉じゃ足りないほどの

あの夜伝えたかったこと

ただ隣にいてくれるだけで

世界が輝いて見えた

触れた指先の感覚も

笑ったときの癖もまだ

この胸の奥にちゃんと

あの頃のまま残ってる

最後が一番綺麗だよね

そうつぶやいたきみの声

思い出させるそよ風に

花火の音が響いてる

ふたりで見上げた花火が

空を染めて消えていく

一瞬の光がこんなにも

深く胸を焦がすなんて

約束はもうできないけど

約束以上に愛してる

触れられなくてもそばにいる

そんな気がする夏の夜

最後が一番綺麗だよね

そうほほ笑んだきみの声

消えてく光のその先で

たしかな愛を見つけたよ

どこかでまた会えるのなら

今度はちゃんと名前を呼ぶよ

目を閉じれば浮かぶ笑顔

ずっと消えないままで

最後が一番綺麗だったね

静かな空に囁く声

きみがいた夏はこれからも

この胸の中で咲き続ける