残暑のジャケット写真

歌詞

詫びず

鶏めしおにぎり

侘びし合図など無い

どうせまた灰を吐いた

消えかけた蛍光灯

二階の窓に雨が滲んだ

侘びし合図など無い

どうせまた夜を裂いた

畳の焦げを踏みながら

古い家はまだ息をする

君が残した湯呑みだけが

台所の隅で黙る

冷めた味噌汁の匂い

あれすら連れて行こう

見えないまま君を見ている

シャッター街の隅

切れかけた蛍光灯が俺を照らす

選べずに

消えないまま路地を蹴っていく

靴は濡れたまま

百円ライターの火だけがまだ揺れてる

それでも行け

割れたグラス 音も無い

どうせまた熱を飲んだ

ガード下の赤い灯り

濡れた革靴 朝を待っている

錆びたチャイム 鳴りもしない

どうせまだ夢を売った

ビニール傘の骨が折れ

名前だけが床に転がる

君が笑った嘘の跡が

六畳の壁に残る

切れた電球の下で

それでも連れて行こう

見えないまま君を見ている

シャッター街の隅

切れかけた蛍光灯が俺を照らす

選べずに

消えないまま路地を蹴っていく

靴は濡れたまま

百円ライターの火だけがまだ揺れてる

それでも行け

花が散るほど派手じゃなく

茶碗の縁だけが欠ける

錆びた自転車を押して

俺ごと鳴らして行こう

見えないまま君を見ている

シャッター街の隅

切れかけた蛍光灯が俺を照らす

選べずに

消えないまま路地を蹴っていく

靴は濡れたまま

百円ライターの火だけがまだ揺れてる

それでも行け

壊れたまま光っていろ

古いアパートで

換気扇の音が夜明けまで唸ってる

選ばずに

朽ちない傷を抱えて行け

畳は焼けたまま

誰もいない部屋でまだギターが鳴っている

それでいい

  • 作詞者

    鶏めしおにぎり

  • 作曲者

    鶏めしおにぎり

  • プロデューサー

    鶏めしおにぎり

  • マスタリングエンジニア

    鶏めしおにぎり

  • グラフィックデザイン

    鶏めしおにぎり

  • ソングライター

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  • リミックス元のアーティスト

    鶏めしおにぎり

  • プログラミング

    鶏めしおにぎり

  • その他の楽器

    鶏めしおにぎり

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夏が終わったあとにも、熱だけが身体の奥に残っている。
『残暑』は、他人の物語を生きているような感覚、謝れないまま残った傷、言葉にならない遺言、夕暮れに沈む憂鬱を8曲に閉じ込めたミニアルバム。
「誰の映画」「詫びず」を起点に、過去曲を新たに録り直した「NEW LAST SUMMER」、「THE MIDDLE」「遺言歌」「メランコリーサンセット」「藍に滲むノイズ」「ララバイ32」を収録。
夏を懐かしむためではなく、終わったはずの季節から、まだ抜け出せない人のための記録。

アーティスト情報

DORACHAN RECORDS

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