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2000年代のポストパンク・リバイバルやダンスパンク特有の、焦燥感と熱気に満ちたインディーロック・トラックです。BPM168という過剰に前のめりなディスコ・ロックのビートに乗せて、高音域を強調したドライで角ばったカッティングギターがオフビートを激しく刻みます。Aメロでは音像を極端に狭いモノラルに絞り込み、鼻にかかった自信過剰なボーカルの滑稽なストーリーテリングを際立たせ、サビに入った瞬間に一気に左右へギターが広がる爆発的なステレオ空間を生み出す、スリリングな音響設計が特徴です。
「君が先に笑ったせいで、すっかりペースを乱された」という日常の不器用な出会いを、激しく弾けるスネアと動き回るベースラインで性急に駆け抜けます。ブリッジではベース単音と語りのみにまで音数を削ぎ落とし、終盤にかけてハンドクラップとオクターブギターを重ねて暴走的なカオスへと突入します。最後は全員がピタッと止まり、ボーカルの吐息だけが残るという、音圧高め(ラウド・マスタリング)でソリッドなダンスロックの真髄を突いた一曲です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。