Lyric

気付いてしまうのならば

わたしは子供のままでよかった

有象無象にさらば

遠く描いた雲　その先の歌

とうに昨日は彼方

強く握った手を開いてみせて

曇り空だってグラデーションの一つ

日々を飾るわ

目指した明日は海の上

しがらみは疾うにないね

光で滲む水平線

終わってしまうのならば

Listen!

アイロニーは数多

変わらず確かなものだけ見つめて

日々に隠れた

その淡い永遠を忘れないで

瞳に浮かべた空

同じ色はないから

涙堪えて

振り返らないでここまで来たの

視界の端君の背を捉えた

視界の端君の背を捉えた

生まれたての藍に沈んだ空に

ふいに溢れだした想いに

拭って澄んだ視界に

まっすぐ伸びる飛行機雲に

切に望んだ未来に

夕焼けを落とした心に

胸を焦がした世界に

幾千もの色めく空に歌う！