

走って 走って 遥か遠く 君のいない世界まで
優しい風を 振りほどいて 影を落とす 大きな光
雲一つない空に 鳥たちは踊ってた
いつか見た空の色を 思い出すこともできないまま
静寂が世界を包み 君は唄った 大地を揺らして
探して 見つけて 立ち止まって 円を描いた地平線
微かな音に耳をふさぐ ただ一つの命を握って
何度も振り返ってた あの瞳忘れないよ
泣き叫ぶ風の声は 通り過ぎてく 気付かぬまま
君の黒い涙に打たれ 僕は笑った
解けた心 結びなおす 瞳閉じて 空を見た
流れる粒は星となり やがて道を照らすだろう
僕ら笑い合った日々 もう一度空に映して
焼け落ちたあの場所から 動き始めた時の中で
置き去りにしてきた心 僕の名を呼んだ
町に花が咲いた頃 この身体は散って行った
いつか見た空の色を 心に刻んで生きていく
繰り返す生命を繋いで 僕は唄った 君と共に 愛を叫んだ 君の為に
- 作詞者
玉那覇 優
- 作曲者
玉那覇 優

玉那覇 優 の“いつか見た空”を
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