歌詞

行く宛の無いこの手紙は

誰の為にこの世に在るのでしょうか

行く当ての無いこの心は

何を求めこの胸こだまする

消かかってるこの文字は

誰かが綴った最後の想い

消えてしまったあの文字は

誰かが残した最初の願い

小さな小さな手紙と

大きな大きな言葉で

小さな小さな僕らと

大きな大きな世界で

行く宛の無いこの手紙は

誰の為にこの世に在るのでしょうか

行く当ての無いこの心は

何を求めこの胸こだまする

行く当ての無いこの僕らは

行く末の無いこの世界で

拝啓この手紙を

受け取る筈だったすべてのあなたへ

送る、ささやかなる僕の

等身大のメッセージ

廃墟や空虚は霧の中

案外良い景色を眺めて

綴る、残されたものからの

渾身の夢のプリステージ

拝啓この手紙を

預かってくれた小さなあなたへ

贈る、過ぎ去ったものからの

流星の夜の午前三時

生憎どうにも空からは

何処も同じには見えるけど

いいよ、君から見えるなら

ずっと、此処から見えずとも

行く先のないあの列車で

駅名のないこのホームを背に

触れてしまったその心

読めはしない小さな形の羅列を

僕は感じる事が出来るだろうか

出来るといいな

出来るだろうか

行く宛の無いこの手紙は

誰の為にこの世に在るのでしょうか

行く当ての無いこの心は

何を求めこの胸こだまする

行く当ての無いこの僕らは

行く末の無いこの世界で