Lyric

曲線は揺れいでる

膝下まで浸かっている

このままじゃ溺れるよ

言葉の海に

泳ぎ方はまだ知らない

いつかわかるだろうか

不安の雨が降る

ぼくは

傘を差す

足跡は消えない

動けない夢の内

人並みにつまづく

ここで気づく

自分で選んでいるつもりが

選ばれていること

幸せは何も知らないということ

空っぽでいれるのなら

ぼくは

それでいいよ

惰性ではいたくない

脳みそは捻くれる

口だけは強がる

それに意味は

きっと無いんだろう

擦り減った

残骸を

繋げては

ぼくたちは

それを見て

美しいと

思うんだろう

もういらないよ

中途半端な言葉は

苦しくなるだけだろう

このまま

音の底に

沈んでしまえるのなら

それも

悪くないな