Lyric

誰でも良かったの

源が弱いから

浸け込まれてたの

手の鳴る方へ

クラクラが快感

けど飽きてしまったみたい

涙も凍る白銀へと

日輪さえ線に堕ちる夜

欲望の深淵を顕にして行く

命有る全ての理を奪い

高から低へ流るる退廃

雷鳴の様な生が堕ち

衝き広がる業火

張ち切れそうな鼓動

ピアスの様な悲鳴

生きているかの様に

縛り上げていく闇

物言いたげにあぁ

身ぐるみ剥がさる

未来なんぞに縋る事無く

定められた過去をも無視し

全ては此の夜の刹那に

従下と成り味わう甘い果実

鼻先に示す妖しい笑み

薄皮に忍ばせた儚さ

哀れな獣欲の儘貪る

雲から泥まで潤い抜け

ヒトに忌まわれる

嘔吐きと共に芳香を耳鼻ち

淫らな恍惚の楔を結ぶ

雷鳴の様な生が堕ち

挿ても勃っても射られ無い

定められた終焉を迎います

矢張り此処が恋しい