歌詞

「おかえり」たったその一言で

心がふわり晴れていく

朝焼けが滲む 小さな窓の向こうに

僕を乗せて走ってくれたあの船が流れる

移る時を背に 見慣れた駅 辿り着く

潮の香り ふと蘇る あなたの優しさ

きっともっと早く 伝えられたはずなのにね

きっとずっと大きな 愛に気づいたから

「ただいま」と言うよ

こんなことがあったよって土産話して

この街のストーリーも聞かせてね

「おかえり」たったその一言で

心がふわり晴れていく

今でも優しい 街を包むアーケイド

一つ一つのお店に映る 思い出を巡って

この空も山も 駄菓子屋もあの小路も

今はなぜか小さく見える 大人になったのかな

「ありがとう」言うよ

あの日よりも少し優しくなれたかな

思い出のメロディー 今歌おう

こんなに時間はかかったけれど

あなたの前で

「ただいま」と言うよ

こんなことがあったよって土産話して

この街のストーリーも聞かせてね

「おかえり」たったその一言で

心がふわり晴れていく

ずっと同じ空の下

明日も強く生きていく