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流泉を筝と為し 雨過ぎて夜塘に秋水深し。
京都に伝わる「おりん」を用いたプロジェクトとして香港メディアアートアワード " FUTURE TENSE" にて BEST POPULARITY AWARD 最優秀賞を受賞した『cyclee』、さらなるその発展系『Synclee』をはじめ、数々のアンビエント・ インスタレーション等で活躍する京都在住の気鋭の電子音楽家・武田真彦と、 箏奏者・今西紅雪との新曲。
『electronic evening 2023 電子音楽の夕べ』開 催を記念してシングルリリース。
武田 真彦 | Masahiko Takeda 京都を拠点に活動する音楽家、アーティスト。 アンビエント・インスタレーション作品をはじめ、パフォーミングアーツ、伝統文化のための音楽制作を行い、芸術祭やアートプロジェクト、音楽イベントに参加している。 また、音楽家の江島和臣(Kafuka)と、「継承すること、調和すること」をコンセプトに、クリエイティブな実験を行うメディアラボ 「Laatry (ラットリー)」を運営。 音の制作を中心に、サウンドデザイン、インスタレーション展示、空間演出、プロダクト制作、ウェブサイト/アプリケーション開発など、 さまざまな媒体(メディア)を取り扱いながら活動を行っている。 主な作品として、2019年にリリースしたフルアルバム「Mitate」、2020年にKazuomi Eshimaと発表したアルバム「Inheritance For Soundscape」、サウンドインスタレーション作品「CYCLEE」がある。
伝統の上に立ちつつもジャンルの枠にはまることなく、独自の音の 在り方を追求、間を捉え描くように奏でる。 自身の企画『SOUND QUEST』では演奏空間と音の関係性、現代な らではの箏の可能性を追求する試みを続け、国内外のあらゆる楽器、 ダンサー、美術家、映像作品や企業とのコラボレーションも多数。 2017 年にはフランス 4 都市で国立劇場二ヶ所を含む『庭師の夢』 公演を行い大きな反響を獲得した(国際交流基金助成プログラム)。 同年 Jazztronik 野崎良太氏による音楽文化プロジェクト musilogue より 1st アルバム『秘色の雨』を、2022 年涼音堂茶舗より武田真 彦氏との共作『ripples』をリリース。 複数のユニットで活動する他、レジデントを務める Camp Off-Tone 他音楽フェスへの出演、インプロヴィゼーション、Free Jazz、環境 音楽等の領域での演奏活動も多数行い、JAZZ TOKYO 等専門誌への 掲載と共にその革新性としなやかな音楽的センスが注目を集める。 オリジナル奏法を駆使し、一面の箏から紡ぎ出される静謐で豊かな 音色は聴く者に新鮮な体験をもたらす。
涼音堂茶舗