膝を抱えて座った部屋に
湿った刺激が降っている
今この場に無い目を恐れ
頭の中に他人の声が聞こえる
その場で上手くやれないからディレイ
今更俺の手に渡るバトン リレー
華やかさの中に紛れ込めば
上手に混ざるのが虫ケラで
異物となったやつはシンコロナ
平和な街を潰して歩く
じゃあすくんだ足を誰もが正義だとほざくのは糞虫の戯言だとして
脅威は柵をなぎ倒しわめき散らす
ただ邪魔だったからそれだけで十分
くしゃみひとつで感染ってく
ざわめきが体を満たしてる
たとえ自宅に居たってWi-Fiで感染ってく
独房に居たって記憶で感染ってく
チクタク焦らす針の音は深く
今眺めた傷跡は浅くて
恥ずかしくなるよな騒ぎの後ではなんでもないのさ
当たり前の傷跡に
なんだかプライドをもっていた
後生大事に抱えてたこいつのせいで後生も冴えないのさ
腹から嘘一つ無く笑うなら
構えることを忘れてしまわなきゃ
無駄に力み続けていたものだから
力の抜きかたも忘れてしまったよ
踏み潰したスニーカーで軽く
我ながら嫌な顔をして歩く
あの時俺が踏みにじったモノは
紛れもなく俺自身だったのに
チクタク焦らす針の音は深く
今眺めた傷跡は浅くて
恥ずかしくなるよな騒ぎの後ではなんでもないのさ
当たり前の傷跡に
なんだかプライドをもっていた
後生大事に抱えてたこいつのせいで後生も冴えないのさ
- 作詞
NAKKA
- 作曲
P.L
NAKKA の“傷”を
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傷
NAKKA