歌詞

裸足の梢に光が舞う

彷徨う木枯らしに言葉を添う

「この街のせいではないのよ。悪いのは私」

物語る君の名前は

いつかの映画の彼女と同じ

時が止まってる

僕一人 置き去られている

錆びた頭と焼け付いた記憶

君の幻像をすり抜けたら

何気ない道が続いている

僕の泣く声を終わらせたら

素晴らしい未来が待っている

国境を行けよ　愛情を離れてでも

また会えるから

いつか手に入れられるから

本当の幸せ

君の幻像をすり抜けたら

孤独は輪郭を増していく

僕の呼ぶ声を終わらせてよ

最後の言葉を待っている

命の価値も善の形も

この僕が決められるのなら

僕は現在を退けてでも

途切れた未来を憶っている