歌詞

「絶望の淵に立たされて、今更君は何を乞うんだ？

意味のない発言は控えろ」謎の男に啖呵を切られた

ここはどこ？君は誰？

訳がわからない

隣に目をむけてみると 僕と同じ佇まいで

中肉中背の男が 沈んだ不愉快な顔で

「諦めろ」と言ってきた

葉が鳴るような小さな声で…

帰りたいよ どうなってるんだ

理性が弾けて 今にでも 取り乱しそうだ

愛と平和を叫べば

世界がガラッと変わるよ

そう思っていられた頃 いつだろう…

だけど 大人になると誰もが

固定観念の呪縛に

縛り付けられる

「お前はいつまでも黙って 時間が解決してくれると

そんな事を考えてるのか？」謎の男がそう諭してくる

違うんだ 見つからない

言葉の迷路に迷ってんだ

悔しくなって 涙が溢れ

葛藤に苛まれ また俯き…

何も言えない僕

きっと 今の僕は僕じゃないんだ

どれも全部夢なんだ

…嫌な夢だな なんか疲れてるのかな

そうだ 明日起きたら恋人に 連絡でもしてみよう

なんか寂しくなってきた

きっと 愛と平和を叫べば

世界がガラッと変わるよ

そう思っていられた頃 いつだろう…

僕は いつの間にやら大人に なっていたと知ったんだ

固い 常識に囚われて

僕は 夢から醒めた瞬間に 愛と平和を叫ぶよ

そんなことしても意味などないだろう

だけど 明日から変わっていくんだ 謎の男よありがとう

しかし 時既に遅し…

「これは夢じゃないんだ」