

自分の存在はあるのか
この世界に自分は必要か
何も産まれない何も産み出せない
何から始めたら良いのか
何を終わらせば良いのか
あの悪魔の薬を飲めば良いのか
身体に激痛が走る
それでも飲み干す
苦しみもがき意識が遠のく
消えていく手が足が
この消えた身体で
見慣れた街を彷徨う
あーあこの自由 この解放
いつも優しき人間たちが
心の裏側をさらけ出す
薄汚い言葉で吐き散らす
やっと俺には全てが見えた
そして俺は全てが読めた
汚い人間達のうごめく世界
表と裏が交錯し
笑顔と冷淡が共生する
愛情の裏の憎悪
希望と絶望
満たされるはずの欲望
待ちわびていた充足
なのに虚無感 この荒涼
身体は透明でも心は透明にならない
母が泣いている 父が泣いている
友が泣いている
こんなどうしようもない俺のことで
こんなに愛されていたのか
戻りたい 帰りたい 触れたい
色が欲しい
熱が欲しい 身体が欲しい
お願いだ
あの空気な俺でいいから
元に戻せ お願いだAh~
悪魔は笑う
契約の破棄はできないと
あの薬を飲んだ瞬間
君は透明人間
永遠に透明人間
もう戻れない。。。Uh~
- 作詞者
松本誠司
- 作曲者
松本誠司

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透明人間
松本誠司
悪魔から透明人間になる薬を飲んでしまった、哀しい男の物語。
アーティスト情報
松本誠司
名古屋でオリジナルを作ってます。