Lyric

風に揺れて真っ赤に腫れた

夕暮れを二人で探したり

内緒話　寝転がって

目を見たら笑った

所詮淡い恋のフレーズさ

未だ見ぬ誰かに　燃えちゃったり

架空の掌に恋して

恥ずかしくもなった

だけど今はたったこの一瞬の

瞬きすら痛くってたまらない

それでもいいよそっと頷いてくれよ

僅かな純情

わたしの命はやるせない　君が良い

昨日もただがむしゃら

君の灯火に焦がれていた

眼鏡を外して走っていこうよ

躓いたら　君のせい

それでも

あの日のこと忘れられないんだろ

そうなんだろ？

地平線の上瞬いた

星を目に入れて痛がってた

君の帽子放り投げたら

二人キスをしよう

世界はそっと二人だけを　空の下

仲間はずれにして

朝が来るスピードを上げて

見つめ合って逃げた

忘れられない昔のことなど

知る由ない内緒の糸くずさ

見えないようにそっと結んでくれよ

変わらぬ純情　揺れている夜の

答えなら　ばれてない

二人だけの勲章

長旅になるから　置いていこう

誰もさわれない

この世界の　言葉じゃ足りてない

おしゃれな服もどうせ

脱いじゃうんだ

二人のエスケープは

可憐に散る群青

わたしの明星を君の目で

見つめていて

昨日もただがむしゃら

君の灯火に焦がれていた

眼鏡を外してこっち見たら

止まらない逃避行

それでも

あの日のこと忘れられないんだろ

そうなんだろ？