歌詞

Hello to my sick mad world

ただ明日を願っていたんだ

歌を歌っていたら

夜は明けなくなっていたんだ

乾いていく水たまりの嫌な匂いに苛立ち

僕は未だに湿った昨日に置いてけぼり

跳ねる泥に汚れるスニーカーの爪先が気になり

最近君と微妙に目が合わない

内向的な愛を刻む無自覚な自傷

周りの景色を見ない振り出しに戻る

生きてる心地がしない

呪文の様にI am free

言い聞かせても虚しい

咳をしなくても1人

Hello to my sick mad world

ただ明日を願っていたんだ

歌を歌っていたら

夜は明けなくなっていたんだ

体温を失ったまま繰り出す脚と

対照的な心音が散らかした机上

自分が1番嫌い

ほっとけないくらいに可愛い

あと少し待っててほしい

いつになるか分からない

Hello to my sick mad life

狂ってるのは僕の方だった

ただ唸っていた

歌なんて歌えてなかった

暇を持て余していたら

肯定が底をついた

幸せになりたいんだ

本音が口をついた

学生時代に打ち込んだ

幸せそうな人の脱価値化

彼らが何気なく輝いた

僕の世界は赤黒くなった

高級車助手席、ビール片手

でかい顔した彼らを殺す使命

勝手に背負って潰れ流れる血の味で

自分のセイを実感してる

Hello to my sick mad life

ただ今日を延ばしてただけさ

歌を歌っていたら

誰の声も聞こえなかった

僕を認めたいから

誰かで誤魔化したくなかった

能力がないから

誰のことも見ないことにした

既存の予定は守って

目を合わせくだらない話をしよう

電車の席はゆずらなくても

近所のババアに挨拶しよう

枯渇が燃料、孤独がフレンズ

どうかしそうなままが普通だろ

空虚な夜はもう蠢めいていよう

眠れないなら無理に眠らなくていいかも