歌詞

まだ夢を見ているの？

曖昧な意識で

降り出す雨の中　君を探したの

「いつも、"おとしもの"ばかりしてきた

大切な物ばかり、自分ばかりって

時にはこの世界を恨んだりもした

私の運命は、誰かの代わりに

失い続けるものなんだって

でも君を失って、それが生きるって事だと知った

だから前を向かなきゃいけない、だけどさ……」

逢いたい…それだけを隠した一粒の雫

はがれていく哀しみが明日への鍵となる

いつか、もう一度…

願った…願っただけなの…

遠くなる想い出が時を刻んでいく

心の空白を連れてきた夏空

作り笑いで少しずつ寂しさを埋めたの

「どんなに怖くて、寂しくても

これからも私は、"おとしもの”をしていく

もう今以上の涙をこぼす事は無いけどさ

きっと、雨が降ればいいのにって願ってしまうよ

その度にまた世界を知って

愛おしく思ってしまうんだろうな…」

サヨナラ…それすらも記憶の底に閉じ込めた

今はただ見つめていた

季節の行き先を

逢いたい…それだけが溢れた雨開の空に

隠れ家の約束がまだ響いていたの

いつか、もう一度二人の傘が触れたなら…

願う程、想い出は碧の空に溶けた

まだ夢を見ているの？

傘閉じて 見上げた

呟いたサヨナラに

明日の空が晴れ渡る