裏御伽噺のジャケット写真

歌詞

メイデイメイデイ (裏御伽噺ver.)

シェルミィ

ポケットに入っていた小銭273円

「これが夢の代償か」と四角い空を見上げた

ここまで来たが何も持っていない僕には価値がない

何もかも無くなってしまったんだ、とにかく逃げ出したかった

失ったこと繰り返し何度も自分を殴ったさ、

残った痛みと腐ったミルク、枯れ果てた人生

大好きな音楽を聞こうか、あの時みたいに救ってくれよ

叫び出して気づいた僕は空っぽで何も無かった

大っ嫌いな街なんだ、綺麗事しか必要の無い

世界は汚いものを埋めてそこから花を咲かせている

愛を歌えばこの僕のこんなちっぽけな人生も

少しは鮮やかに彩られ眩しいものになるでしょうか

戻れなくて、落ちていく認めたくないが願ってる

「助けてほしい」とその言葉を誰かに摘まれたんだ

大好きな音楽を聞こうか、あの時みたいに笑いたくて

何もかも無くなってしまうその前にもう一度

嫌いなものが増えてきたんだ許せないことばかりなんだ

傷付ける為に生えた右腕でこの唄を仰ぐ

少しだけ愛を望むなら「終わりはどうか笑顔で」と

酷く疲れた瞳を閉じ耐え切れず泣いた

大好きな音楽を聞こうか、あの時みたいに歌いたくて

無口な都会に潰れていく全部無くした僕でした

"欲しかったもの"は"要らないもの"に

"好きだったもの"は"嫌いなもの"に

変わっていったことにも気づけないままだった

いつから僕はこうなったんだろう

いつから道を踏み外したんだ

わからないままだ

自分を愛せない僕はまた四角い空を見上げた

未遂の空は晴れていた

  • 作詞

  • 作曲

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アーティスト情報

  • シェルミィ

    大阪発の負け犬ビジュアル系バンド「シェルミィ」です。 「ぼくらの残酷激情」をコンセプトに全国的に活動中 積極的な無料単独見世物公演(ワンマン)や、歌詞をメインに持ってきたミュージックビデオはシーン内に留まらず様々な方面に影響を与えている。 セオリーやタブーを恐れず負け犬(ファンの愛称)を囲いながらも力強い大胆な活動 現代社会に生きる若者達の苦悩を代弁するかの様な社会風刺をしつつもどこか孤独で虚無感のある歌詞やセンスが話題で全国的に毎リリース作品が品薄状態のバンド。 「幸せ」とか「笑顔」が当たり前とされてる現代が大嫌いで仕方ない。どこか息苦しさを感じてる我々世代のど真ん中でデカい旗を上げたい。と言うヴォーカル豹の信念のもと活動中。

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