裏御伽噺のジャケット写真

歌詞

優しい世界 (裏御伽噺ver.)

シェルミィ

時間を持て余す地球人は「笑顔が一番」と教育されて

哀しむ事を隠す様になった、それはそれで笑えるね

時間が平等で皆が平等 誰かが言ってた「それは正義ではない」

交通事故を写真撮るJKは親指一本で正義気取り

本日も線路に落ちた病人を横目に「うぜぇ」と舌打ちする

そんな大人も常識を唱えてる笑えるね

成功者を黒目で睨みモブな自分を肯定してる

そんな雑魚も夢を見てる ほらほらほら

優しい世界

美少女の死体の上で眩しい太陽は皮肉にも笑うそんな日々

優しい世界

自分が思うより言葉は重く【遊び→イジメ→自殺】の階段を登る

虹色の毒 甘い劇薬 笑顔で手を振り笑うシリアルキラー

「何も思わず手放せれば」「何も思わず断ち切れれば」

「何も感じなくなっちゃえば」いいのに。

本日も校庭に落ちた少年を救えず「知らん」とみんな言う

「臭い物には蓋をしろ」と、日本人の素敵な知恵

「優しさ」を謳う国の中死に目に会えないのが基本で

涙を抑え笑ってる ほらほらほら

優しい世界

友達も恋人も油断すれば敵さ、お金、異性、欲望には負ける

優しい世界

よくある歌詞「希望」も「絶望」も作り物哀しむその瞬間に取られてる

哀しい世界

割り切って「自分の為に生きよう」って無駄に前向きになって

「明日は笑えてるはず」って、鏡見て誓うけれど

無駄に終わる。

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アーティスト情報

  • シェルミィ

    大阪発の負け犬ビジュアル系バンド「シェルミィ」です。 「ぼくらの残酷激情」をコンセプトに全国的に活動中 積極的な無料単独見世物公演(ワンマン)や、歌詞をメインに持ってきたミュージックビデオはシーン内に留まらず様々な方面に影響を与えている。 セオリーやタブーを恐れず負け犬(ファンの愛称)を囲いながらも力強い大胆な活動 現代社会に生きる若者達の苦悩を代弁するかの様な社会風刺をしつつもどこか孤独で虚無感のある歌詞やセンスが話題で全国的に毎リリース作品が品薄状態のバンド。 「幸せ」とか「笑顔」が当たり前とされてる現代が大嫌いで仕方ない。どこか息苦しさを感じてる我々世代のど真ん中でデカい旗を上げたい。と言うヴォーカル豹の信念のもと活動中。

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