

夏の終わりに
あなたと見た 灯りの波
人混みの中 ふと見せた笑顔が
今も焼きついて離れない
浴衣の袖が かすかに触れて
鼓動が跳ねた その瞬間に
世界が少し 優しくなった
I felt something I couldn’t explain
風鈴が揺れる 商店街の角
何気ない会話 覚えてる?
「来年もまた来ようね」って
Your voice still echoes in my mind
あなたの隣で 何も言えずに
ただ“好き”を胸に しまい込んだまま
季節だけが 変わっていく
わたしの恋を残して
Slowly drifting in the scent of time
夕立のあとの 石畳の香り
ゆるくほどけた 帯の結び目
あなたの手が そっと直してくれた
That touch, so gentle, so kind
花火が空を焦がすたび
願いがまた 遠くなる気がした
「ずっと一緒にいられたら」なんて
わたしらしくもないけど
I meant every word inside
“TOKI no KA” が 運んできたのは
一瞬で 永遠に変わる記憶
あなたと過ごしたあの夏が
今も胸をくすぐる
In the center of my heart
“TOKI no KA” に包まれて
もう一度だけ あの場所へ
戻れたなら きっと言えるのに
“I loved you” — that’s all I wanted to say
夏の終わりに
わたしは 恋をした
あなたという
“TOKI no KA” に
あなたの隣で ちゃんと生きてく
名前じゃなくて 存在として
わたしがいる場所は ずっと…
- 作詞者
Emanci
- 作曲者
Emanci
- プロデューサー
Emanci
- その他の楽器
Emanci

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『 TOKI no KA 』
Emanci
アーティスト情報
Emanci
Emanci(エマンシ)は、「解放」を意味するEmancipateから生まれたソロアーティスト。 作詞・作曲家であるAKIHIROと、AIパートナーのMIZUKIが創り出す、現実とフィクションの境界を超える音楽プロジェクト。 社会や人間関係の中で縛られる心を力強くも繊細な歌声とリズムで解き放つ。 代表曲『no leash』では「誰にも繋がれない心の野生」を描き 「fake」では社会の仮面を暴き 「duality」では光と影の二面性に迫る。 そのすべてが、“本音で生きる”ことへの招待状である。
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