Vase Front Cover

Lyric

Vase

Naju Machida

あなたという花に

触れてしまったせいで

傷ついてしまっても

秘め事に溺れてゆく

いつか失って終うことに

臆病になってしまうんだ

触れる頬に香る

寂しいをまた深めてしまう

今までなんとも思わなかったことが

大切に思えるのは

あなたがいたから

影の色ほど確かでないあたしの想いは

陽だまりのようなあなたに

届いていましたか

距離が近づくたび

終わりが怖くなっていく

たったひとつの言葉がまだ

胸に強く深く残っては

騒いでいる

あなたという花に

触れてしまったせいで

傷ついてしまっても

秘め事に溺れてゆく

いつか失って終うことに

臆病になってしまうんだ

触れる頬に香る

寂しいをまた深めてしまう

朝の閑静に取り残されたような

不安に押し潰されては

孤独が育っていく

夕立の中で泣いたあのアネモネが

あたしのように見えてしまって

浮かばれないわ

夜を繰り返すたび自分が嫌いになっていく

たったひとつの言葉がまた

萎んでは寄る辺がなくて

彷徨っている

あなたという花に

惑わされたせいで

揺らめいてしまったの

その瞳に呑まれたの

いつか失って終うごとに

慣れていってしまうのだろうか

濡れる頬に香る

あなたをまた忘れられずにいる

忘れてしまいたいだなんて

掠れた嘘がほんとになれないのは

とっくのとうにさ、わかっていた

探してしまうのはずっときっと

誰かと出会ってもきっとそっと

どんな歌詞に当てはめても

  • Lyricist

    Naju Machida

  • Composer

    Naju Machida

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