夏の終わりに風が強く吹いたら
僕との旅を思い出してくれませんか
僕はあの時あなたに会えたから
怖さに震えてた自分変われたんだ
会えなくなってから
幾つの時が経って
ふたりで見てた夢路を
ひとり征きます
青い空に泣いて 声を枯らして
小っぽけな反逆の旗を
掲げた僕らは
ありったけの勇気を 誓った光へ
きっと誰にも知られない
物語の続きへ
あいにく僕はまだ旅の途中で
戦いに次ぐ戦いの毎日です
倒したモンスターも手にした聖剣も
あなたがいないだけで虚しいのです
勇者にはなれなかったと
あなたの涙拾うことができずに
それでもあなたが救いだった
たとえ明日が僕らを裏切っても
その先のまた先を
信じればいいだろう
いつかあなたが
教えてくれたでしょう
悔しさ噛みしめた分強くなれること
ああ 青く響く切なく 泣けてくる
歩き出すのさえ
本当は怖かったけれど
長い道を駆けて 息を切らして
小っぽけな革命の時を
迎えに来たんだよ
風が強く吹いた 旗が上がった
きっと誰も思いつかない
物語を続けて
- 作詞
智珱
- 作曲
智珱
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勇者になれなかったあなたへ
智珱
あなたがくれた強さで、勇気で、僕に何ができるだろう?これは僕とあなたが描いた、ある夏の終わりの冒険譚。