薄闇に澱んでいた、腐り切った彼の修羅を思い出して、
さめざめ日和見ては、妬み切った過去から呼び起こす。
愉しい記憶が薄れてゆくの。なんて気持良い意識混濁。
生きた軌跡をゆがめてゆけば、現実等は怖めず臆せず。
ああ、決して戻る事の出来ない過去を愛してやまない。
ああ、欠落したこの出来損ないの顕性遺伝子を集めて、
漏れなく芥まで連れて消し去りたいです。
ああ、わすれられたい。何一つも現世に、
「遺したくはないのです。持ち込みたくないのです。」
わたしの心が崩れてゆくの。なんて心地好い至極悦楽。
満ち足りて尚求めてゆけば、天国等は歯牙にも掛けぬ。
いのちの枷が外れてゆくの。なんて孤独でひどく退屈。
地獄の底へ堕ちてみたいの。なんて素晴しヒト科脱落。
- 作詞
Emptist
- 作曲
Emptist
Emptist の“万物創世”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
呼吸困難
Emptist
- 2
呪術師然
Emptist
- 3
匿名の春
Emptist
- ⚫︎
万物創世
Emptist
- 5
夏の崩壊
Emptist
- 6
舞台転換
Emptist
- 7
諦念の秋
Emptist
- 8
逃亡計画
Emptist
- 9
冬の残滓
Emptist
- 10
残喘保つ
Emptist
- 11
空空漠漠
Emptist
アーティスト情報
Emptist
静岡発SSW
Emptistの他のリリース