和洋折衷古今和歌集のジャケット写真

歌詞

恋囃子は宵に舞い散る

鬼ヶ島

賑わう人波 笛太鼓

はぐれないよう攫う袖口 神社の方へ

せせらぐ心の期待値は

ホタルのヒカリ位だったら 丁度いいのに

ぼんやり提灯が照らす

浴衣姿に見とれている

弾けた水風船みたい

君に恋をした

桜の下で踊れや踊れ

薄紅の頬は風のまにまに

春の宵 芽吹く気持ちに水をあげて

打ち上げ花火 横顔てらす距離は

ほろ苦い 鳴呼、りんご飴

夏風邪のせいにしよう

実らぬ想ひと知りながら

募らせたまま ただ掬われた金魚の定め

履き慣れてない下駄の音に

歩幅が合わない困り顔

恋慕だけ口に飲み込んで またね明日も遊ぼ

耳を澄ませば虫の声 夕暮れ帰り道

石段登り かくれんぼ

まだ君のことが好き

天の川より伝えや伝え

染まりゆく紅葉 日増しに紅く

秋高し めくるめく月日を重ねて

木枯らし吹けば 夜神楽に馳せてゆく

透明な 嗚呼、雪化粧

冬ざれにしたくないから

春夏秋冬 巡り巡る想いは

涼しげに蕾のままに

預けて ねぇ預けて

ただ…ひらひら ひらひら

想いは舞い散る

さよなら さよなら

過ぎ去りし恋囃子 嗚呼

  • 作詞

    鬼ヶ島

  • 作曲

    鬼ヶ島

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